校長ブログ「百代の過客」

安倍晋三さんお別れの会

 11月27日(日)、成蹊会主催の「安倍晋三さんお別れの会」が成蹊学園本館大講堂で行われました。

 会が始まる前には、安倍さんの人柄や功績がわかるビデオが流され、参列者の方々が思い出話をされていました。会には多くの成蹊関係者が集うとともに、成蹊中高からも生徒会の生徒が学校代表として、8名参加しました。
成蹊中学の代表生徒と一緒に
成蹊高校の代表生徒と一緒に

また、お別れの会には、安倍晋三さんの御遺骨とともに、遺族である夫人の安倍昭恵様や兄の安倍寛信様も参加されました。学園の理事長や成蹊会の会長、ご友人代表のお別れの言葉が続くと、涙を流される方も多くいらっしゃいました。その後、成蹊大学混声合唱団による校歌は、天国の安倍さんにきっと届いた素晴らしい歌声でした。安倍昭恵様からの御礼のご挨拶では、成蹊を愛していた安倍晋三さんのことが語られ、胸を打つものがありました。献花は大講堂に入りきらなかった方々まで行われ、長い列が続いていました。

お別れの会式次第

 式の終了後、遺族の方々が御遺骨を乗せた車で、学園内のゆかりの地を巡られました。中高には、安倍さんの同期の方々が待つ中央棟の前を通られました。その際、安倍昭恵様が御遺骨と共に車から降りられ、出迎える一人一人に挨拶されました。安倍さんも成蹊中高で過ごした学園生活を想い出してくれたことと思います。

車から降りられて同期の方々に挨拶する安倍昭恵様

 安倍さんは、私にとって成蹊小中高時代に同じキャンパスで過ごさせて貰った2期上の先輩に当たります。いつまでも後輩たちを天国から見守っていて欲しいと心から思っています。安倍さん、安らかにお眠りください。