校長ブログ「百代の過客」

帰国する留学生への想い

 本校では、2学期に最大7名の留学生を迎え入れていましたが、そのうち5名の生徒が既に帰国の途に着きました。
 11月19日(土)には、アメリカのエクセター校から来ていた女子生徒3名の送別会を、来日された担当の先生もお招きして開きました。それに先立つ11月16日(水)、朝礼の際に彼女たちが全校生徒に向かって行った日本語でのスピーチは、とても上手で、多くの生徒から驚きの声が上がりました。送別会には、ホストファミリーの方も参加され、和気あいあいとした中で催されました。留学生からは、修学旅行で京都などを訪問した時のことが語られ、日本文化に接したことに喜ぶ姿が印象的でした。

留学生と田沢先生と一緒に
送別会でのスピーチ
生徒から贈られたメッセージカード

 12月17日(土)には、オーストラリアのカウラ高校から交換留学で来ていたミアさんの送別会をカウラ会の方々と共に開くことが出来ました。ホストファミリーの方はもとより、この3月からカウラ高校へ留学する中3の生徒も参加してくれました。これに先立ち、カウラ高校のハミルトン校長先生とオンラインで意見交換をし、この3学期から新たに来日する生徒のことなどを話し、絆を深めることが出来ました。カウラ高校とは今後も交換留学を続け、両校だけでなく、日本とオーストラリアの架け橋になっていきたいと考えています。締めくくりのミアさんの涙ながらのスピーチは、多くの出席者の感動を呼ぶもので、「日本にまた戻ってきたい」と言ってくれた姿に私も胸を打たれました。

ミアさんのスピーチ
送別会での集合写真

 12月21日(水)、終業式において、ミアさんとオランダから来ていたマックスさんがお別れの挨拶をしました。日本語も上手になり、本校の生徒とも本当に親しくしてくれたことを心から感謝します。お昼には、留学生の二人を校長室に招き、再度修了証と京都の修学旅行で買ったお土産を贈呈しました。生徒から贈られた英語で書かれたメッセージカードを、二人とも大切にしている姿がとても印象的でした。
 3学期や、来年度に向けても留学生の受け入れを行っていきたいと考えています。

朝礼で挨拶するマックスさん
修了書と一緒に(校長室で)
英語で書かれたメッセージカード
生徒から贈られたティアラをつけたミアさんと一緒に