校長ブログ「百代の過客」

中学1年生、初めてのプレゼン大会

1月26日(木)、中学1年生の代表8チームが5・6時間目を利用して、大学4号館でプレゼン大会を行いました。
1年生は、桃李の時間(道徳の時間)を活用して、学年目標である「セカイをChange!」をテーマに、それぞれの問題意識のもと3〜6人のグループで探究活動を行ってきました。「セカイ」とは、「世界」ではなく身の回りの社会や地域、人間関係など、生徒たちが関わる全てのコミュニティのことを指しています。生徒達は、タブレットを駆使して、パワーポイントを作成し、クラス発表や文化祭での発表を積み重ね、今日に至っています。

5月には、探究活動の手本として、高校生のグループによる「美について」の発表を全員が聞き、6月から各グループに分かれて研究活動を始めました。そして、9月にはクラスでの発表を行った後、各クラスの代表2〜3班が蹊祭での発表を行いました。さらに11月にはクラスをシャッフルしてのプレゼンをするなど、様々な形で発表を重ねました。今回の第1学年桃李研究発表大会は、その集大成として、全ての班から投票によって選出された8つの班が発表を行いました。

9月の発表の様子
パワーポイントにも慣れてきました!
会場の様子

代表チームの発表テーマは、「音楽と心のつながり」「第一印象によって左右されやすい人の心理」「日本の海について」「動物の未来に輝きを」「負の感情の存在」「値段が高ければ...」「お菓子のパッケージ」「人の学習と行動」の8つです。どのチームも、アンケートやインタビューなどの調査結果などの資料収集を行った上、聴衆に問いかけるクイズなどを取り入れ、工夫されたプレゼンを行っていました。大きな会場で最初は少し緊張気味でしたが、徐々に慣れ、最後には堂々としたプレゼンとなっていました。

大会場でのプレゼンに少し緊張気味
様々な分野のプレゼン
クイズも出しています!
手を挙げさせる工夫も!!

パワーポイントの技術も向上しており、これからがとても楽しみです。この発表を見て、外部大会で活躍してくれる期待が益々高まりました!ご苦労様でした。