校長ブログ「百代の過客」

ご入学、おめでとうございます!!

 4月7日(金)、成蹊中学校・成蹊高等学校の入学式が、成蹊学園本館大講堂にて、久しぶりに保護者の方々同席の下、実施することができました。

国旗と校旗がたなびく中高門
中学校入学式のプレートを横にして

 午前の中学校入学式では、1年生275名、2年生の帰国生入試の4名と海外転勤による再入学の生徒1名を加えた、計280名の新入生が参加しました。私は、『13歳からの地政学』と言う本を題材に式辞を述べさせて貰いました。新入生たちは、謎のアンティークショップの店主「通称カイゾク」の「地球の中心はどこだと思いますか?」の問いに、これからどう答えていくか楽しみです。在校生からの歓迎の言葉では、「朋」という字が書かれたフリップを途中で掲げるなど、親しみの持てる挨拶でした。それに対する新一年生の入学の言葉は、言い回しも格調が高く、素晴らしいものでした。新たな決意を胸に、頑張ってください。

会場内の風景
紹介した『13歳からの地政学』
本館前で全員での記念撮影

 午後の高校入学式では、1年生327名、2年編入生1名の計328名が呼名されました。会場には、現在本校に留学している3名の生徒も同席しました。私は、『木を見る西洋人、森を見る東洋人』という本にある東洋と西洋のものの考え方の違いから、新入生の皆さんには「両洋の眼」を持つことをお願いしました。そして、レールの敷かれた義務教育からはずれ、レールの無い海へと航海に船出する新入生に「Bon Voyage」の言葉を贈りました。皆さんの高校生活が素晴らしい航海になることを、心から期待しています。

成蹊学園本館前に集合
全員で記念撮影

 多くの新入生を本校に迎え、コロナ乗り越えられる新たな1年にしていくことを改めて感じた入学式でした。
 ご入学おめでとうございます!!