校長ブログ「百代の過客」

成蹊学園ラグビー部創部100周年記念式典

 7月9日(日)、成蹊学園ラグビー部創部100周年の記念式典が渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで、700名を超える出席者の中、開催されました。

 成蹊学園のラグビー部は、1923(大正12)年関東大震災が起こった後、旧制の成蹊中学校の有志によって始められました。これ以降、ラグビー部の活動は、成蹊小学校から成蹊中高、成蹊大学までの成蹊学園の教育全体に浸透し、本学園の部活動の中心として、その精神が脈々と受け継がれてきました。

 会の冒頭には、100年の歴史を振り返るビデオが流され、昨年度成蹊大学のラグビー部が対抗戦リーグAグループ昇格を決めた試合では、参加者の多くが歓声を上げ、嬉しそうに見ているのが印象的でした。

会場内の看板
多くの方に参加して頂きました!
ラグビー部の歴史を振り返るビデオ上映

 ご来賓の日本ラグビーフットボール協会土田雅人会長のお言葉にもあった、大学だけではなく、学園全体で創部を祝う本校の形態は、他の学校には見られないもので、学園全体の繋がりを内外に発信する良い機会となりました。そのため、成蹊大学はもとより、成蹊中高のラグビー部員をはじめ、成蹊小学校の部員たちの姿も会場に見られ、とても楽しそうにしていました。また、記念誌も作成され、私も「成蹊ラガークラブ100周年に寄せて」と題して寄稿文を載せさせて貰いました。

中学生と一緒に
高校生と一緒に
100周年記念誌

 式典の途中には、小学校から大学までの幹部の部員が舞台に上がり、それぞれの現状と決意を述べてくれました。1年生が20名も入部した中学校からは、全体をまとめて頑張る姿勢が感じられ、高校生のキャプテンからは、花園への出場を達成するという力強い目標が語られ、益々応援する気持ちになりました。
 最後に、貴島健治会長からバトンを受け継いだ山崎大樹成蹊ラガークラブ新会長による次の100年を見据えた挨拶があり、新体制の一員として、成蹊中高の監督も紹介されました。
新たな体制で、成蹊のスポーツ活動の中核をなすラグビー部の益々の発展をお祈りします!!

小中高大のラグビー部幹部達
中学生の挨拶
高校生の挨拶
成蹊ラガークラブ新体制
頑張りまーす!!