校長ブログ「百代の過客」

「栄冠は成蹊に輝く!!」

 7月13日(水)、成蹊高等学校硬式野球部は、全国高等学校野球選手権西東京大会の予選一回戦に臨み、見事勝利をしました。

 当日、会場となった「コトブキヤスタジアム(市営立川球場)」は、37度を超す炎天下でしたが、生徒達の懸命なプレーが暑さを吹き飛ばしてくれました。対戦相手は都立羽村高等学校で、10時のプレーオフです。立ち上がりの選手たちには、少し硬くなっていたようでしたが、ピッチャーの澤井君が要所をきちっと締め、投手戦の様相となりました。

 そして、本校野球部は、応援にも後押しされて、5回・6回と2点ずつ得点を重ねるなど、中盤からは本来の実力を発揮し、リードを広げていきました。後半は、ピッチャーの奪三振数も増える中、多くの光った守備が見られたのは、練習の賜物と思います。ついに、8回には集中攻撃を浴びせ、3点を取って8対1となり、見事コールド勝ちをおさめました。

いざ、試合開始!
ピッチャー、頑張りました
打撃も中盤から開花
勝利の挨拶

 スタンドでは、野球部選手・マネージャーとその保護者に加え、吹奏楽部・同窓生たちなど、成蹊関係者が多く集まり、熱のこもった応援が繰り広げられました。スタンドにいる野球部生徒達は、声が枯れるまで出し切っての応援をしてくれました。特に、吹奏楽部がこの暑い中、「アフリカン・シンフォニー」「さくらんぼ」「情熱大陸」「we will rock you.」など、選手一人一人に対応した応援歌を演奏し続けてくれたことは、選手たちの気持ちを高めることになり、とても良い結果を生んでくれたと思います。また、保護者の方々も数多く参加しており、生徒が熱中症にならないよう、水分の補給などにきめ細かい配慮をして頂いて、本当に有難うございました。

声を枯らしての応援
「SEIKEI」ボードを掲げて
女子マネージャーも声を枯らして
吹奏楽部による応援歌演奏
吹奏楽部も頑張ってました

 女子マネージャ―の頑張る姿も印象的で、ベンチ内には彼女たちが作成した折り鶴による「絆」のボードが掲げられ、選手たちの励みになったと思います。また、私が差し入れに書いた「栄冠は成蹊に輝く!!」の紙をラミネートでボードにしてくれ、掲げてくれたことには感激しました。
 先ずは1勝、おめでとうございます。この調子で、2回戦以降も頑張ってください!!

折り紙のボード
私も応援しました
「栄冠は成蹊に輝く」