校長ブログ「百代の過客」

大正製薬3校プレゼン大会開催

 12月20日(水)14:30から本校視聴覚室B(グリーンルーム)で、オンラインによる3校プレゼン大会が行われました。この企画は、本校と柳川高等学校・慶應義塾高等学校の3校が大正製薬(株)と連携し、リポビタンDのラベルを作成するもので、その成果を発表しあうこの大会は、今年度で3年目になります。今回の会場である視聴覚室Bは、探究学習用に改修した部屋で、出来上がったばかりの素敵な部屋で実施することができました。

新装なったグリーンルーム
入口に立てかけた大会案内

 当日は、本校でリポビタンDのラベル作成に取り組んだ生徒が集まり、他校の生徒とオンラインでつながって会が開始されました。プレゼンでは、冒頭に各学校の学校紹介を行い、作品紹介へと移りました。最初のプレゼンを行った柳川高等学校では、2種類のボトルを組み合わせるとハートマークになる青春らしい作品が紹介されました。次の慶應義塾高等学校のプレゼンでは、「闘う、君と」というロゴが入った作品が紹介され、本来のリポビタンDの色調を合わせたものでした。両校とも、多くの生徒が関わって作品を仕上げており、本校同様すでに販売も行っている学校もありました。本校の生徒からも質問がなされ、緊張感の中での発表となりました。

柳川高等学校のデザイン作品
慶應義塾高等学校のデザイン作品
質問をする成蹊生

 そして、ラストのプレゼンが本校です。デザインは、大正製薬のシンボルマークである鷲を可愛らしくアレンジしたものです。プレゼンでは、1学期に5つのチームがそれぞれ案を出し合い、校内プレゼン大会を経て、この案に決まったことや、市場調査や校内調査のマーケティングを行ったことなどが紹介されました。案が決まった後も生徒達は、より高校生に受けるデザインへと更に改善を加え、ブラッシュアップした作品が出来上がりました。写真を見て頂ければわかるのですが、鷲のほほを左手で押しながら持つことを想定しており、「元気 出せよ」と「ワシッと つかもう」(10本に1本のレア商品)の2種類のロゴも付けられています。5名の生徒によるプレゼンは分かりやすく、質疑応答も的確で素晴らしいものでした。学校全体で探究活動が活発化してきたことから、プレゼンのレベルもとても上がっており、誇らしく思えました。また、JCOMや高校生新聞からの取材も受け、生徒達のテンションも上がっていました。ご苦労様でした。

本校生徒のデザイン作品
このように左手でほほを
これまでの活動を報告
プレゼンの様子
資料を活用したプレゼン

 このボトルは、蹊祭において1,100本を売り上げましたので、来年の桜祭でも販売する予定です。まだ手に取ってない方は、3月31日(日)開催の桜祭に是非ともお越しください。

取材も受けました
生徒達のファイト一発!!ポーズ
全員でリポビタンDの自校デザインボトルを持って!
生徒と一緒に