校長ブログ「百代の過客」

「10年後の社会とどのように関わるか」(中学3年生「桃李」最終発表会)

 2月22日(木)、5・6時間目の「桃李(道徳)の時間」を使って、中学3年生が「10年後の社会とどのように関わるか」をテーマとした探究学習の最終プレゼン大会を開催しました。本校の中学3年生は、毎年10年後の将来を見据え、自分がその時にどのような貢献ができるかを考える、キャリア教育に繋がる個人発表を行っています。今回は、100名以上に及ぶ保護者の方が来校され、生徒の発表を聴講して頂く中、実施できたことは本当に有難うございました。

保護者が見守る中でのプレゼン
テーマは多種多様です(これは、絶滅危惧種について)

 プレゼンは各教室でしたが、発表者の交代もスムーズであり、発表内容も濃かったことから、聴き入る生徒の眼も真剣でした。発表者は、データを駆使すると共に、実際にインタビューした人の話も織り交ぜるなど、ロジックがしっかりしており、納得できる内容のプレゼンばかりでした。特にインタビューは、学年で統一的にやり方も考え、お礼状まできちんと出している点は、とても感心しました。

データを根拠にしたプレゼン
インタビューの話も盛り込みました。

 この後、学年では振り返りをしっかり行い、中学3年間の桃李の授業の集大成とすることが出来ました。文化祭の発表に比べ、格段にプレゼン力やロジックの構成が向上した点は、生徒一人一人の努力の結果と言えます。この発表を行い、少しでも進路に対する意識が上り、高校での学習活動の契機となれば良いと考えています。ご苦労様でした!

「半導体」といった難しいテーマにもチャレンジ!!
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