校長ブログ「百代の過客」

成蹊高等学校 第75回卒業式

 3月9日(土)、成蹊高等学校第75回卒業式が成蹊学園大講堂において、挙行できました。この日、澄み渡る晴天の下、312名の生徒が巣立って行きました。

中高校門にたなびく校旗と国旗
本館前の卒業式の看板

 今回の卒業式は、数年ぶりに保護者も一堂に会しての実施となりました。ピンと張りつめた雰囲気の大講堂に、心力歌が流れ、凝念をして集中する中、式が始まりました。呼名されて立ち上がる卒業生一人一人の顔は、晴れやかで、思わず嬉しくなりました。卒業証書を授与される総代の生徒の落ち着いた姿にも成長ぶりを感じました。
 私の校長告辞では、卒業生が新たなモノの見方や考え方を吸収するため、知らない世界へ足を踏み出して欲しい、つまりひとり旅や留学にチャレンジすることを話しました。そして、その旅や留学の話をしに、本校に来てくれることを楽しみにしています。
 卒業生への信頼を語る生徒会長の送辞を受けた後、卒業生代表の答辞がありました。高校に入って目覚めた自分を語る内容で、まさに成長した姿を見せてくれました。コロナ禍では出来なかった、校歌を思い切り大きな声で歌い、式は閉じました。その後の吹奏楽部による演奏は、この日にふさわしいレミオロメンの「3月9日」。そして、「威風堂々」が流れる中、割れんばかりの拍手を浴びて卒業生が退場しました。

卒業証書授与と呼名
校長告辞
生徒会長による送辞
卒業生代表による答辞

 学園本館前では、恒例の写真撮影大会です。花束を持った卒業生たちの笑顔がはじけていました。私も多くの卒業生と自撮りをして、喜びを共有させて貰いました。五島スタートアップ研修やターム留学の一期生として頑張ってくれた卒業生には、本当に感謝したいです。ご卒業、おめでとうございます!!

卒業式の看板の前で
卒業生の顔が輝いています!
卒業生を囲んで(左は双子の妹さんで、私の前任校を今年卒業します)
卒業生を囲んで(左のお父様も成蹊の卒業生)
校舎に戻ってきて一枚