少し遅れましたが、春休みの報告をさせて貰います。
3月31日(日)、成蹊会が主催する卒業生と在校生が共に集う「成蹊桜祭」が開催されました。学園前で行われた開会式では、パンフレットの表紙を飾った成蹊高校2年の山口智世さんの表彰式も行われました。桜の花びらを彷彿させるデザインで、桜祭に似合う素敵な表紙となっていました。



この後、本館前では中学ダンス部のパフォーマンスがあり、本館裏では高校生徒会の東日本大震災から続く復興支援の特産品販売、大正製薬探究チームによるリポビタンD成蹊高校ラベルの販売など、いずれも中高生が大活躍していました。



午後には、学園大講堂で、サステナビリティ教育研究センター主催の「ESD成蹊フォーラム2024 武蔵野の自然と成蹊の学び」が開催されました。第1部では、中高ユネスコスクール探究プロジェクトと林苑プロジェクト「SEIKEI WOODS」の生徒達による発表がありました。ユネスコスクールのチームからは、和歌山県の古佐田丘中学校との交流などが紹介され、「SEIKEI WOODS」チームからは林苑の活用についてジオラマを活用しての説明がありました。
このフォーラムの第2部では、高校27回卒の有名な建築家である坂茂さんの講演がありました。海外の有名な建築物だけでなく、被災者支援の取組など、サステナビリティ教育にあった講演会でした。また、坂先生には、会の後に中高の生徒や直近の卒業生との懇談を開いてもらいました。中には今後建築学科に進学を考えている生徒から、突っ込んだ質疑応答があるなど、充実した会となりました。




今年度の桜祭は、1万人近くの来場者があり、とても充実したものとなりました。成蹊中高の生徒もパフォーマンスだけでなく、先輩・後輩との交流を行ってくれ、ワンキャンパス成蹊の良さを改めて感じた一日でした。