今年も野球少年たちの長い夏が始まりました。7月7日(日)、成蹊高等学校硬式野球部も第106回全国高等学校野球選手権大会西東京大会の一回戦である七夕決戦に臨みました。
前日の7月6日(土)には、野球部キャプテンと副キャプテンが差し入れの御礼も兼ね、校長室を訪ねてきてくれました。熱い戦いを乗り切って、勝利に導く気合いが感じられ、とても嬉しい気持ちにさせてくれました。
試合当日は、全国で40度越えの地域が出たとのニュースが出るほどの酷暑で、選手たちの体調が心配される状況でした。対戦相手は都立武蔵村山高等学校で、序盤は投手戦の様相となりました。当初は相手の好投手を打ち崩せないでいましたが、中盤からヒットでの出塁も増え、後半には盗塁やバントなど、多彩な攻撃をからめてリードを奪い、7対3で見事勝利しました。本校のエースも最後まで球速が衰えず、完投勝ちをおさめました(そのうえ、牽制球がうまい!!)。足がつる選手が多く出る中、成蹊生は最後まで力を発揮したのは、日頃の練習の賜物と確信しました。
また、ベンチやスタンドで応援する部員やマネージャーはもとより、多くの保護者や卒業生が駆けつけてくれ、選手の背中を後押ししてくれました。特に、保護者の皆様には、水分補給や氷の準備など、きめ細かく対応して頂き、感謝いたします。
7月14日(日)、八王子球場で行われた、強豪の拓大一高戦も応援に行きました。今回は、吹奏楽部も応援に加わり、いつもの夏が来たという感じでした(吹奏学部の皆さん、ご苦労様でした)。序盤から打線がかみ合い、6対2とリードする展開でした。しかし、7回に追いつかれ、延長11回タイブレークの末、残念ながら敗れてしまいました。選手一人一人が一生懸命プレーする姿に力を貰いました。素晴らしい試合を有難う!!