校長ブログ「百代の過客」

第1位は青森!(学習旅行×探究プレゼン大会)

 12月19日(木)、2学期の終業式後、大教室に高校1年生全員が集合し、「探究×学習旅行」の最終プレゼン大会が実施されました。この探究の取組は、高校1年生全員が1チーム4~5名の班に分かれて、自分たちが高校2年生で実施する学習旅行の行程をプランニングするものです。各チームには、メンターの先生が付き、相談しながらプラン作成に挑みました。そして、10月から始めて、12月10日(火)にクラス内のプレゼン大会を行い、その代表チームがこの日のプレゼン大会に臨みました。当日は、6社の旅行業者様にご参加いただき、本当に有難うございました。

ポスターのテーマ「深い学びと一生の思い出を。」
立派なバナーも作りました!
旅行会社の方にも審査・講評をお願いしました

 前半は、D組「愛媛・広島」G組「青森」B組「香川(小豆島・高松)・姫路」E組「福岡」の4チーム、後半は、A組「北海道(札幌)」H組「岩手」C組「北海道(釧路)」F組「鹿児島」の4チームの計8チームが競い合いました。評価は、「オリジナリティ・独創性」「プランの魅力度」「“学習テーマ”との一貫性」「実現可能性」「プレゼンの分かりやすさ」の5つの観点で、参加した生徒・教員が評価シートに記入して、その結果をQRコードで読み込ませ、直ぐに発表するシステムをとっています。

プリントまで配る工夫も見せてくれました(D組)
金魚ねぷたの絵付けやカヤックなど、体験が豊富です(G組)
「自然・文化・歴史・食」とバラエティに溢れるプレゼンでした(B組)
「発見、福岡への大冒険」で心を躍らせたいです(E組)

 どのチームもプレゼンについては分かりやすく、スライドもデータや図示したものを多く取り入れ、見やすいものがほとんどでした。それぞれが高校生らしい観点を取り入れた魅力あふれるプランを紹介してくれました。

SDGsとの関連を深掘りしてくれました(A組)
童話の世界にどっぷり浸かる岩手ですね(H組)
アイヌ文化に一日浸れます(C組)
「桜島と共に生きる町」を体感したくなりました(F組)

 金賞は、弘前を中心にした青森に着目し、ねぷた祭などを紹介したG組、銀賞は、「ココロオドル」をコンセプトに糸島も加えた福岡を舞台にしたE組、銅賞は、桜島などを多角的に見る鹿児島を紹介したF組でした。加えて、校長特別賞として、アイヌ文化の体験もしっかり行う釧路を拠点として動く行程を作ったC組が選ばれました。どの場所も行ってみたい魅力が一杯のプランです。是非奮って参加して下さい。
最後に、この大会を実施するに当たり、有志として参加し頑張ってくれた、進行の生徒を含めた運営委員の生徒には、心から拍手を贈りたいと思います。皆さん、ご苦労様でした。

金賞チーム(G組)の表彰
壇上で拍手喝さいの表彰された4チーム
進行を含め、運営委員頑張りました!