2月13日(木)の5・6時間目、中学2年生による探究学習の代表プレゼン大会が行われました。今年度のテーマは、「武蔵野市をグレードアップ!!」で、武蔵野市役所の方々にもご協力いただきました。そのため、このプレゼン大会にも、伊藤英穂武蔵野市副市長をはじめ多くの市役所職員の方に参加して頂いた上、副市長からはお言葉を貰い、職員の方には生徒への質疑応答にも加わって頂くなど、本当に感謝しております。また、保護者の方々にはサポーターになって頂いた上、当日にも多くの方に参観して頂いた点も有難かったです。
今回は、「多文化共生」「福祉」「産業・観光・農業」「まちづくり」「防犯・防災」「芸術・文化」「環境・自然」の7分野10チームによる発表が行われました。分野の中でも「多文化共生」に取り組んだ班が多く、「医療現場におけるコミュニケーションツール」「アニメ飯を通じて外国人に日本食への理解を深めてもらう」「発達障害について楽しく学んで理解を深める」「子育てしている人が街中で困らないようにサポートする」といったテーマで発表してくれました。この他、「街中で困っている人を助ける」(福祉)、「あまり知られていない武蔵境を知ってもらう」(産業・観光・農業)、「暗くて危ないイメージがある高架下のイメージを変える」(まちづくり)、「より多くの人に防災訓練に参加してもらう」(防災・防犯)、「市民文化会館に若者が足を運んでくれるためのアイデア」(芸術・文化)、「リチウムイオン電池とゴミの分別」(環境・自然)のワクワクするタイトルのテーマが並びました。




実際のプレゼンでは、会場への問いかけやクイズ、スキット(寸劇)を入れるなどして、聴衆に関心を持たせる工夫が見られ、どの班も生成AIを活用して画像を新たに作るなど、興味津々のプレゼンでした。中には、インタビューで分かったことやグラフなどの数値で表すエビデンスも使用しており、私が言っている『右手にロジック(論理的に)、左手にレトリック(効果的に)』の言葉をまさに実践してくれました。また、質疑応答では、積極的に質問をする生徒が多く、会場一体となってのプレゼン大会になったとの印象が持てました。






この取組は、1学期の調べ学習から始まり、夏休みの現地調査、文化祭での中間発表、クラス内での最終プレゼンを経て、本日の代表プレゼンとなりました。1年という長い時間をかけての取組に真摯に向き合った2年生には心から拍手を贈りたいと思います。ご苦労様でした。


