4月29日(火)、成蹊中学校の理科の先生達が主体となった、恒例の「理科野外観察会」が開催されました。中学1年生を中心に中学2・3年生も参加したうえ、保護者の方にも多く参加して頂きました。天気がとても良く、絶好の観察日となりました。
JR中央線日野駅に集合し、仲田の森蚕糸公園で自然観察を行った後、多摩川へと向かいます。私はこの多摩川の土手から参加し、立日橋近くの多摩川河岸にある化石広場に一緒に向かいました。河岸では、色々な植物が花を咲かせており、野鳥の観察にも適した一日でした。
化石広場では、貸与されたドライバーを使って石を削っていきます。数分すると、めくれた石を見て、「あった!」「これそうかな」と言った声があちこちで聞かれてきました。地学の先生の所に急いで行き、化石だとわかるとみんな興奮します。あちらこちらで化石を真剣に掘る姿がとても印象的でした。残念ながら、私は化石を発見することができませんでした(そんなに簡単には見つけられません)。
成蹊では、このような「本物に触れる」教育の実践を積み重ねています。生徒達が本物に触れた時、そのうちの何人かは、その時のことをずっと覚えています。そのためにも、このような時間を大切にしたいと感じていますので、今後もこのような活動を展開し、生徒の琴線に触れる取組を継続していきたいと思います。ご苦労様でした!





