校長ブログ「百代の過客」

「全ての人に熱きを」(高校春季体育大会)

 5月7日(木)、順延された成蹊高校の春季体育大会が素晴らしい天候の下、無事実施できました。
 当初の日程である5月2日(金)は雨のため、順延されましたが、7日は待った甲斐があったと言えるほどの晴天で、太陽の日差しを一杯浴びながらの体育大会となりました。運動委員長の三田君の熱き想いが通じた一日でした。

ポスターで盛り上げます!
何パターンも作りました!
観覧席には「校歌」と「愛着心」の旗
広い「けやきグランド」で実施します

 成蹊高校の体育大会は、春と秋の2回実施しており、今回は体育祭の種目が中心となった大会となりました。開会式での私の挨拶や選手宣誓が終わると、すぐに競技の開始です。先ずは、全学年合同の大玉転がしで全員のテンションを上げ、次は借り物競争です。昨年の体育大会では、時間が押して実施できなかった借り物競争も無事実施できました。
 生徒達は運動委員の指示に従うと共に、自分達自身も時間を厳守し、集合も速やかに行われました。高校の体育大会は、生徒が種目を考えることは勿論の事、運営や招集なども自主的に行うことを伝統としています。従って、時には大幅な遅延が出ることもあるのですが、生徒達に失敗を考えさせる場としています。今回は前回の失敗を糧に、午前中は1時間以上早く終わるというスムーズな運営が光りました。借り物競争の後は、棒引き、時間差綱引きと体育祭種目が続きました。

頭上を通る大玉転がし
助けに入る棒引き
円陣を組んで気合を入れます
時間差綱引き

 午後の最初は三人四脚。事前練習を積み重ねたクラスがぶっちぎりで勝つという展開でした。今年度に入ってから、運動委員長から朝礼で練習時間の確保も伝えられており、そこでの成果が結果に表れた形でした。そして、最後は全員リレーで、各学年の応援も盛り上がりました。閉会式では、表彰や校歌斉唱を行いました。今年の校歌斉唱委員会の2人は、二人とも高校から入学した生徒で、小中から来た生徒に負けない立派な斉唱を行ってくれました。本校生徒部が掲げる「愛着心」が芽生えた証と感じました。
 「全ての人に熱きを」のスローガンの下、三田運動委員長を中心とした運営の側の努力が実を結び、素晴らしい大会となりました。ご苦労様でした!!

足並み合わせて三人四脚
練習の成果が出ました!
全員リレー
3年生の表彰の様子
運動委員長の熱い挨拶
全員で輪になっての校歌斉唱
校歌の後、朝礼台を取り囲む生徒達
大変な状況でも自撮りにチャレンジ!
愛着心ガールズ
応援グッズは手作りです
グランドにもポスターが