8月末、派遣が決定していた高校1年生の六田真歩さんがセントポールズ校に向かいました。その壮行会が7月26日(土)に、吉祥寺のエクセルホテル東急で催されました。セントポールズ校の卒業生や成蹊の教員などが集い、六田さんとその家族を迎え、暖かい雰囲気の会となりました。
成蹊会の大倉常務理事にも挨拶を頂き、学園をあげて応援している感じがヒシヒシと伝わってきました。六田さんがいたテーブルには、セントポールズ校の現役生もおり、授業の取り方や活用した方が良い制度から、普段買い物する場所や持っておいた方が良い生活必需品など、多岐にわたる話でとても盛り上がっていました。このように、先輩たちから繋がっていることが成蹊の良さだと改めて実感しました。会の最後には、六田さんの期待と希望が一杯詰まったスピーチがあり、素晴らしい壮行会となりました。






また、3年前に中島珠希さんが今年セントポールズ校を卒業し、アメリカのMiddlebury Collegeに進み、農学、生物学と経済学を学ぶことになったとの報告を受けました。同大学はリベラルアーツ大学ですので、学部生の時から研究に打ち込めるのを今から楽しみにしているそうです。中島さんは、合格だけでなく、笹川平和財団の奨学生にも選ばれており、指定大学であるMiddlebury Collegeの学費や生活費など全て支援してもらうことが決定したとのことです。他にも、カナダのUniversity of Toronto, McGill University, アメリカのBoston University, Northeastern University, UC Davis, UC Irvine, University of Urbana-Champagne, University of Washington, University of Wisconsin Madison, University of Conneticut, Michigan State Universityにも合格しており、セントポールズ校で培った学習が成果に繋がったと思います。


成蹊には、セントポールズ校などのようなアメリカのテンスクールズに留学し、そのまま海外の大学に進む道もあります。私としても、このように成蹊が様々な可能性を持てる学校を維持し続けたいと考えております。