成蹊中学ラグビー部は、都大会で3位という好成績をあげたことから、東日本大会に10年ぶりに出場することになりました。3年生は、この都大会3位決定戦が修学旅行最終日とかぶったため、一日早く帰京して、3位の座を掴んでいます。直前の練習ができない中、成果を挙げたその姿勢には、感服しました。
そして、11月9日(日)、成蹊学園けやきグランドにおいて、初戦の相手である埼玉県1位の熊谷市立富士見中学校と1回戦を戦いました。当日は、あいにくの雨空でしたが、保護者や生徒達など、非常に多くの方が応援に駆けつけてくれました。気合いの入った選手たちは、試合開始当初から優勢に敵陣に攻め込み、連続トライを挙げるなど、好調な出足です。その後も1トライを追加し、前半は19対0で終えました。後半は攻められる場面もありましたが、相手の攻撃をしのぐと、反撃に転じて3トライの猛攻です。最後は相手チームの逆襲に遭い、最終ラインまで押し込まれましたが、全員での防御は素晴らしく、零封で試合終了となりました。
今日の試合では、最後まで手を抜くことなく全員で声を掛け合い、頑張る姿勢が印象的でした。特に、突破力やボールに集散する速さには、目を見張るものがありました。生徒にも声を掛けられたうえ、一緒に写真まで撮れて、素敵な一日となりました。私の差し入れも少し効果があったかもしれません。成蹊中学ラグビー部が東日本大会で1回戦を突破したのは22年ぶりの快挙です。次の試合は、11月24日(月)に、今度は神奈川県第1位の慶應義塾普通部ですが、この調子で良い結果が出ることを期待します。勝てば、23年ぶりの準決勝進出です。頑張れ、中学ラグビー部!!