7月14日(火)から17日(金)まで、中学1年生と2年生が夏の学校に出かけました。成蹊学園では、林間学校や臨海学校のことを総称して「夏の学校」と呼んでおり、中学では1年生が車山高原の自然体験プログラム、2年生が志賀高原のリベラルアーツ・プログラムとして実施しています。
私は、2年生のプログラムに参加してきました。1日目は、学校で開校式を行った後、クラスごとにバスに乗車して志賀高原に向かいます。ランチは、野尻湖畔で荻野屋の峠の釜めし弁当。美味しく頂いた後、信濃町総合体育館で民泊の開村式です。本校では、昨年度からファームステイしなの様のご協力を得て民泊を実施しています。ホームステイ先の皆さんと初めて出会う生徒達は緊張気味です。生徒代表の挨拶の後、各ホームステイ先の方々とマッチングすると、直ぐに打ち溶けている姿が見え、少し安心しました。
ホームステイ先では、野菜の収穫といった農業体験の他、流しそうめんやBBQなど、工夫を凝らした活動を体験することができました。様子を見に行った先生達からは、生徒達の活き活きと活動する姿が報告され、信濃町の皆様には大変感謝しております。
2日目の昼過ぎには、再び信濃町総合体育館に民泊体験を終えた生徒達が続々と集まりました。その顔はとても楽しそうであると共に、別れる寂しさも見受けられました。閉村式後には、別れを惜しんでホームステイ先の方々と話し込む姿が印象的でした。そして、いよいよ志賀高原の硯川ホテルに向かいます。標高が高い志賀高原は夏にもかかわらずとても過ごしやすく、ニッコウキスゲが出迎え、夜にはホタル観賞までできました。
3日目が夏の学校のメインの活動であるリベラルアーツ・プログラムです。活動先は、戸隠地質化石博物館(地質・化石)、一茶記念館と熊坂生活改善センター(野生鳥獣対策)、白馬神城断層地震復興ツーリズム(地震・震災復興)、野尻湖ナウマンゾウ博物館(地質・化石)、いいづな歴史ふれあい館・三水小学校(歴史・文化体験)、長野市立博物館(歴史・古文書修復)です。これらの場所において、学芸員さんなどの専門家の話を聴くと共に、本校のスクールポリシーである「本物に触れる」体験を行いました。私は、G組と一緒に長野市立博物館での古文書修復体験にチャレンジしました。ボランティアの方々から指導を受け、生徒達も修復体験に挑みました。この体験を通して、修復の意味や活動の大変さだけでなく、災害などに対する影響も学ぶことができたと感じました。歴史を専門とする私にとって、この博物館のある地が川中島の戦いのあったこともとても嬉しかったです。3日目の夜は、ホテル前の大駐車場でレクリエーションです。実行委員が話し合って決めたゲームを行い、みんなでキャンプファイヤーを囲みながら合唱もしました。そして、最後は打ち上花火で締め、生徒のテンションもMaxです。
最終日は、志賀高原の自然を満喫するため、木戸池から信州大学自然教育園を通って蓮池まで向かう自然探勝コースの散策です。ボランティアガイドさんを複数配置して、今課題となっている熊対策も講じながら、無事に行うことができました。そして、閉校式を行った後は、信州フルーツランドで昼食をとり、一路学校への帰路につきました。
本校では、課外活動として「夏の学校」と名付け、様々な本物に触れる体験を行っています。このような体験の中から、自分の琴線に触れるものを見つけてくれることを期待しています。生徒と先生方に心からご苦労様でしたと言いたいです。有難うございました。