過去2回の【天文気象部活動報告】でお知らせしたとおり、毎週月曜日22時から放送中のドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」に、成蹊高等学校天文気象部が取材協力をさせて頂いています。
9月1日(月)放送の第8話では、ドラマでの文化祭にプラネタリウムが登場しました。今回は、そのプラネタリウムについてご報告します。

初回の【天文気象部活動報告1】では、成蹊高等学校天文気象部が以前使っていたプラネタリウムを、ドラマ制作のスタッフの方に貸し出したことをお伝えしました。その際には、ドラマ内のプラネタリウムをどのようなスタイルにするかは、まだ決まっていませんでした。
ドラマスタッフの皆様には、コロナ前に使っていた布製のドームをお預けし、コロナ明けから使い始めた段ボール製のドームを写真と動画でご紹介しました。キャンパスツアーにもお越し頂き、エアドームでのプラネタリウム投映もご覧頂きました。

また、投影機のスタイルも、コロナ前に使っていた恒星半球や円筒に穴をあけたピンホール式と、コロナ後から使いはじめた魚眼レンズを用いたプロジェクター投映式の2通りをご紹介しました。

ドラマではどのようなスタイルが採用されるか楽しみにしていましたが、その答えは前回の【天文気象部活動報告2】でご紹介した、スタジオセット見学の際にわかりました。見学にお伺いしたときのセットには、第8話で登場したドラマのプラネタリウムが組まれていたのです!
ドラマのプラネタリウムには、天文気象部が昨年まで使用したものと同じ、直径3mの段ボールが使われていました。組み立てたドーム自体は同じものなのですが、ドラマのドームには、ドラマの天文部の部室「スクールロイヤー室」の雰囲気に合わせたキラキラとした装飾が施されていているのです。これには負けたと思いました。ドラマの装飾部の皆様の手腕に感服です。

そして、プラネタリウムの投影機には、なんと天文気象部がコロナ前に使っていた、金属製の半球ドームの恒星半球が使われているではないですか! これには感激しました。初回の【天文気象部活動報告1】では、スクールロイヤー室の棚にこの恒星半球が収められていることを、ご報告しましたが、この恒星半球をドラマのプラネタリウムで実際に使っていただき、ドラマ内の星空を作り出すことになるとは思っていませんでした。
9月8日(月)放送第9話では、プラネタリウム内の星空がたくさん映りました。プラネタリウムのドームの中で、ドラマのストーリーも大きく動きました。天文気象部の恒星半球が、ドラマの中での良い雰囲気を作り出すことのお役に立てたのでしたら、とても嬉しく思う次第です。

現在、成蹊高校天文気象部では、プラネタリウムのエアドームを新規作成中。ドームの直径を4mに広げて、収容人数の拡大を図ります。右上の写真は、作成中のエアドームに試写した星空のようす。プラネタリウムは、9月27日(土)、28日(金)開催の成蹊中学・高等学校の文化祭「蹊祭」でお披露目の予定です。ドラマへの作成協力についての展示も行います。受験生の方には参加登録をお願いしていますが、当日中高門で受付して頂ければ、どなたでも入場可能です。お越しの際は、理科棟1階の天文気象部の部屋にぜひお越し頂き、プラネタリウムをはじめとする展示の数々をご覧ください。多くの皆様のご来場をお待ちしています!

<リンク>
僕達はまだその星の校則を知らない
https://www.ktv.jp/bokuhoshi/

高校天文気象部が取材協力をしたドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の放送が始まりました
https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2025/19547.html

【天文気象部活動報告1】天文ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」に高校天文気象部が取材協力しています
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