５月２日（月）、成蹊中学校として、久しぶりの遠足を実施しました。本校では、今まで通りとはいきませんが、感染対策を徹底しながら、今後なるべく学校行事を行っていきたいと考えております。今回は、１年生は奥多摩、２年生は多摩動物公園、３年生は鎌倉で、私は３年生と共に「いざ、鎌倉！」に出発しました。
ゴールデンウィークの谷間の平日ですが、暖かな日差しが照り注ぐ行楽日和となり、鎌倉駅は遠足や行楽客で混雑していました。時程としては、早めに解散ができるようにコース設定し、昼食は指定された３か所のいずれかでお弁当を黙食する形をとりました。秋の奈良・京都の修学旅行を想定しての班別行動です。それぞれの班がチェックポイントと昼食場所をうまく織り交ぜながら、自分たちが考えたコースを巡っていました。
私は、密が避けて、鎌倉五山の一つ浄妙寺から鎌倉宮へ、そして生徒の学力向上を願って荏柄天満宮へと向かいました。その後は、大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」の幟の立つ源頼朝の墓に、手を合わせに行きました。途中生徒たちとも会うことができ、一緒に写真も撮れました。
午後は段葛を通りながら鶴岡八幡宮へ参拝し、鎌倉五山の一つで、北条政子と源実朝の墓がある寿福寺に寄り、集合場所へ戻りました。
現在の中学3年生は、コロナの影響で、校外行事がほとんどできず、班別で行動することに慣れていない状況です。道に迷うことや、バスが想定外の渋滞にあうこともあったと思いますが、この経験を京都の班別行動に活かして貰いたいです。
遠足をしている時の生徒の嬉しそうな笑顔がとても印象的な1日でした。今後も、感染対策をとりながら、できるだけ成蹊の良さである学校行事に取り組みたいと改めて感じました。
