本校では、土曜日の午後に生徒の様々な活動や講座が展開されています。6月14日(土)には、6月展の最終日として、大教室公演がありました。本校では、文化部の発表の場を複数設けるため、文化祭以外に「6月展」「1月展」を行っています。書道部や美術部などは校舎内において、1週間にわたり展示発表を行うと共に、最終日には大教室において、吹奏楽部・コーラス部・ストリングス部・中高ダンス部・演劇部による公演が行われます。
私が見たコーラス部は、中高一緒に活動しており、少人数ながらもこの頃は男子生徒も増えてきています。9月27日・28日の蹊祭(文化祭)の時には、大教室もリニューアルされていますので、楽しみに観に来てもらえると有難いです。人気のダンス部、吹奏楽部、ストリングス部は並びますので、時間に余裕をもってお越しください。


またこの日、好奇心を刺激する講座の一つとして、生物講義室において、探究学習「深海魚を見て、触って、作ってみよう」が行われました。本講義は、本校の卒業生で、東京大学大気海洋研究所の猿渡敏郎先生により毎年開催していただいている人気の講義です。第1部「海を探るとは」、第2部「海洋の魚類、魚の体のつくりと生態の解説」の話が終わると、第3部「深海魚観察」からは実際の深海魚を触っての観察となります。そして、第4部では、「理想の深海魚」と題して、粘土で深海魚を作り、お互いに紹介し合いました。昨年も参加した生徒もおり、生き物好きにはたまらない企画です。



このように、本校では、土曜日などを利用して多くの知的好奇心を刺激する講座や取組が行われています。この「本物に触れる」体験の中から、自分の琴線に触れることを見つけて欲しいと思います。