学科・大学院

卒業生の声

秋葉舞
(2015年度卒業生)

私は現在、銀行の支店に勤務し、窓口業務を担当しています。支店着任から約3ヶ月は主に入出金、税金の納付、振込等の手続きを行うハイカウンター業務を担当し、その後は個人の新規口座開設や資産の運用相談等を受付するローカウンター業務を担当しています。
新しい商品や業務を覚えるだけでなく、お客さまの預金をお守りするための厳格な手続きや法令もたくさんあります。先輩に教えていただいたり研修で学びながら、日々勉強の毎日です。入社前と後のギャップという点では、銀行には硬いイメージがありましたが、私が配属された支店は店内の雰囲気も良く、皆さんに業務だけではなく社会人としてのマナー等も教えていただいています。大変な点は資格取得のための勉強で、1年目は取得しなければならない資格が多く、仕事と勉強の両立に苦労しました。
学生時代と比べて生活リズムも大きく変わり、社会人としての責任も感じますが、同期と協力し合い、成長できる有意義な毎日を過ごしています。入社してまだ間もなく、分からないことばかりですが、日々多くのことを学び、立派な行員となれるよう努力してゆきます。

中澤綾花
(2014年度卒業生)

異文化交流に興味を持っていた私は、英語を学びたい一心で成蹊大学に入学しました。英語から文学の授業まで幅広い分野を学んでいく中で、コミュニケーション学に興味を持ちました。1年間の留学経験を経て大学に戻り、学んでいくと、日々の人間の行動に理由があることや自分の過去の海外経験にも様々な要素が含まれていることがわかり、自分を見つめなおすきっかけにもなりました。
現在、私は海外のマーケティングリサーチに関する仕事を行っており、日常的に海外とのメールのやりとりが発生します。
語学だけでなく、ゼミで学んだコミュニケーションの知識が仕事でも活きています。自分と相手の関係性によって、伝え方を変えたり、国によってよりポジティブな言葉選び、コミュニケーションを図ったりしています。
私は自分の興味ある知識のみならず日常に応用できる知識を身に着けることができ、成蹊大学で非常に意義のある4年間を過ごすことができました。

佐藤由莉英
(2014年度卒業生)

私は現在、航空会社の客室乗務員として日々乗務しています。客室乗務員はサービス要員だけでなく、保安要員としての役割もある為、常に強い使命感と責任感をもちながら業務にあたっています。非常に体力を必要とする仕事で多忙な日々ではありますが、毎日多くのお客様と出会うことができ、更にたくさんの元気や笑顔、幸せをいただける点にとてもやり甲斐を感じています。
小さい頃からこの職業への憧れはありましたが、本気で目指し始めたのは成蹊大学に入学してからでした。在学中には異文化交流ができる機会が多々あり、そこで様々な人と関わることの楽しさを知り、また英語を学習していく中で英語を活かせる仕事に就きたいと思うようになりました。特に田辺春美先生のゼミでは中英語について学習し、一人では読むことのできない物語を仲間と共に読解したり、昔の文章の成り立ちについて教えて頂いたりと私の中で英語に対する意識が高まりました。ゼミは少人数で行う授業なので仲間との絆も深まり、また先生にも授業のことはもちろん就職のことやプライベートのこと等何でも相談することができ、私の大学生活においてとても有意義で大切な時間でした。大好きな仲間や教授に囲まれながら、最先端の設備が整ったキャンパスで過ごした大学時代は私にとってかけがえのないものです。この四年間が私に夢を与え、実現させてくれました。成蹊大学には本当に感謝でいっぱいです。