学科・大学院

卒業論文
―学修の集大成として―

文学部では、卒業論文の単位取得が卒業の必須条件となっています。卒業論文の執筆作業は、大学4年間の学修の総仕上げとして意義あるものです。

自分自身の関心を見つけ、問題を発見することが論文作成のまずは第一歩です。論文の骨子を構想したら、地道なリサーチを行い、文献を読み込んでいきます。インタビューを行うこともあるでしょう。その上で、選んだテーマを掘り下げながら、自身の論理を明瞭な文章で伝えることが求められます。しかし同時に、締切日までのスケジュールを立て、進捗状況を把握し、対応する自己管理能力も試されます(執筆途中でのデータの紛失や、締切時刻直前でのプリンタの故障など、不測の事態への備えも重要です) 。卒業論文の執筆とはその一連のプロセスです。労苦は計り知れませんが、論文完成という大きな仕事をなし終えた後、充実感を得る学生は少なくありません。

それぞれのゼミでの学びや学生の学問的関心を知る手掛かりとして、以下に卒業論文の題目の一覧を掲載します。

2025年度 国際文化学科卒業論文

有富ゼミ

  • 現代におけるこけしブームとその未来
  • 女神=最高神としてのアマテラス
  • 教育を通してみたソウル一極集中
  • 香港における日本飲食チェーンの進出—どうして香港人は日本が好きなのか—
  • 日中時代劇の比較について
  • 日本文化における漫才
  • おみやげ文化と日本人
  • 『ドラえもん』とその普遍性
  • ジブリ作品の翻訳から見た日本文化
  • 2.5次元作品の誕生と変遷
  • 日本の紬産業における存続戦略—結城紬と大島紬を例にして—
  • 日本における悪口文化論
  • 日本人の宗教観とその形成について
  • ドラマから見た韓国社会
  • 倭寇について
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川村ゼミ

  • 忘却から可視化へ—教育現場から見るアボリジニとの和解の歩み
  • 「つながり」としてのアートの可能性—社会的処方の観点から—
  • 外国ルーツをもつ子どもの居場所づくり—武蔵野市を事例に
  • ロリィタファッションの文化的意義—かわいいを着ることの難しさ—
  • ムスリム観光客は何を求めているのか
  • 国際美術展の可能性
  • 日独におけるボランティアの制度と実践—「居場所づくり」と「食」の活動を事例に
  • アメリカにおける人種差別と文化盗用—ヒップホップ文化を中心に
  • 渡辺貞夫と国際交流—音楽を通したつながり
  • ポーランドはユダヤ人迫害の歴史にどう向き合うか
  • 日本で働く外国人との共生に向けて—さまざまな支援のかたち
  • ボーカロイド論—共創が紡ぐコミュニティ
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佐々木ゼミ

  • 白紙の抗議—2019年香港民主化デモと白紙運動から—
  • 抑圧から再生へ—20世紀後半インドネシア華人の宗教信仰の変容
  • 「微笑みの国」:仏教が育むタイ国民のこころ
  • バリ島の宗教文化:儀礼から見るバリ・ヒンドゥー
  • フランス植民地における統治理念:教育政策がもたらした遺産
  • 変容する「アジア人」差別のかたち:コロナ禍がもたらしたSNS時代の新たな差別
  • 支配の道具か、解放の鍵か—ンクルマの自伝にみるキリスト教の役割—
  • 世界遺産を平和の砦に—破壊されたパルミラ遺跡の保全活動をめぐって—
  • 宗教と地理—ゾロアスター教を通じて読み解く自然環境—
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寺本ゼミ

  • ラグジュアリーブランド戦略の進化と文化的差異——米欧におけるマーケティングの変遷とAI時代の展望——
  • 黄色の表象の歴史的変遷——芸術・宗教・人種——
  • 戦後日本の広告と女性雑誌が描いてきた「美の基準」
  • 動物の表象はどのように生まれたのか——宗教、文学、関係の変化を辿って——
  • サンリオキャラクターによる文化発信
  • フェミニズム運動とアートの国際的展開——アメリカと日本を中心に——
  • 『VOGUE』が描く女性像の変遷——アメリカ社会とファッション——
  • 劇場がひらく女性の自立——17~19世紀フランスにおけるバレエ文化の展開——
  • 日本近代化と女性ファッション——和装から洋装へ——
  • 沖縄的共同性の広がり——沖縄、集住地区、分散居住地域——
  • 近代日本とプロパガンダポスター
  • 日本のフードツーリズムにおける現状と展望——食文化を活かした観光戦略の可能性——
  • ギリシア神話はなぜ日本に生き続けているのか——日本神話との比較と受容構造の分析——
  • プラントハンターと日本の園芸文化
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中野ゼミ

  • ブラックムービーの苦悩と抵抗—アメリカ白人社会を描くアフリカ系監督たち—
  • ディズニー映画からみるアジア人表象
  • 歴史の再現と証言の継承—スピルバーグからみる映画制作と証言保存活動—
  • 違う種から似た実がなる不思議—アメリカ・カナダの感謝祭—
  • 自然へのまなざし—宮崎駿の思想的背景—
  • 記憶を継ぐ—語りと沈黙が構築する戦争の記録—
  • 信仰と観光のはざまで—京都における世界遺産の事例から—
  • 自由という名の音楽—ジャズの系譜と文化的意義—
  • 共生するツーリズム—アボリジニからみる観光の未来—
  • 美の呪縛—日本社会に根づくルッキズムの光と闇—
  • 変遷するヒロイン像—ディズニーとジブリの比較—
  • 永遠のアイコン—オードリー・ヘップバーンの魅力と時代超越性—
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墓田ゼミ

  • オーバーツーリズムの現状と対策
  • 台湾有事と太平洋覇権の行方—地政学的視点から見る日米中の戦略
  • 日本におけるHIPHOP文化の浸透
  • スター・ウォーズシリーズの多角的分析—作品が及ぼす社会・政治・文化への相互作用
  • 対外援助は誰が為のものであるか
  • BRICSと国際秩序の展望
  • 訪日中国人と日本社会—観光社会における中国人観光客受容の可能性
  • あふれる観光、揺らぐ日常—都市型オーバーツーリズムの現状と展望
  • 日本における難民認定制度の現状と課題—国際比較を通じた検討
  • 「最強国家の武装」アメリカの現代兵器体系
  • ハイチ外交から考える途上国支援—ハイチの重要性—
  • インド太平洋地域における QUAD の動向—インドの戦略的自律と多国間協力の視点から
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日尾野ゼミ

  • アイルランドの異文化共生と文化存続—St. Patrick’s Festivalの比較から—
  • J. W. ウォーターハウスにおける魔術と女性像の変容:《魔法円》と《水晶球》を中心に
  • 日本の結婚式と引き出物
  • 日本におけるパン文化の受容と変容、再輸出
  • フランスにおける女性服の変容と意識の相関
  • 英米のヒップホップを通じた文化と社会の関係性の考察
  • VOGUE UKに見るイギリス社会とファッションの関係性:服飾表現の意味と機能
  • なぜイギリスでは田舎が愛されるのか~ナショナル・トラストが果たす役割~
  • 公平性の観点から見るスポーツとテクノロジー
  • モハメド・ファラーから見るアスリートの成功における偶発性と社会的条件
  • イギリス現代英語とアクセント
  • ヨーロッパ各国で受け継がれるパン文化の変遷
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樋口ゼミ

  • 戦後カストリ雑誌における娼婦言説
  • ラジオ体操と日本国民—戦前から戦後における実践と限界—
  • パラリンピックの発展と社会的影響
  • 温泉の観光地化
  • 国楽と日本音楽—俗楽を中心とする「日本音楽史」の形成過程—
  • パーマは醜い?—戦時下における女性の髪型の規範と抵抗—
  • ハチ公像の形成と変容—社会的利用と大衆的受容の相互作用—
  • ミニスカートがもたらした日本
  • 現代メディアから見るアイヌ像
  • テレビアニメ黎明期にみる子どもたちの夢と社会の受容—「鉄腕アトム」を中心に—
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細谷ゼミ

  • eスポーツと伝統的スポーツの比較研究
  • バレンタインデーと日本文化
  • 日本のピアノの歴史
  • 生徒数減少に伴うモスクワ日本人学校の運営課題
  • 日本のフリースタイルフットボール・シーン
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嶺崎ゼミ

  • 看取りの場に流れる時間 祖母の看取りにまつわる後悔のオートエスノグラフィー
  • KPOP音楽の流行に見る女性像の変遷
  • 「推し活」を軸とした観光戦略と移住政策の連動性—愛知県岡崎市と山口県平生町を事例として—
  • グリーフワークからみる海洋散骨
  • 越境する在日コリアンに関する文化人類学的研究
  • 外国にルーツを持つ小学生の現状
  • プリキュアにおけるジェンダー表象
  • 少年漫画『進撃の巨人』における正義
  • 推しに注がれる想いとお金—「好き」が生み出す関係のかたち―
  • 創価学会における若者世代の信仰 どのようにして信仰を受け入れ、関わっているのか
  • 現代日本における若者のクルマ文化とジェンダー規範
  • 「正義」が暴走するネット環境
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