News & Topics

News & Topics

【ルーマニア交流事業】ルーマニアのオンライントリップに本学の学生スタッフが参加しました 

2020年09月18日

社会・地域連携

2020年8月29日(土)、成蹊大学ルーマニア交流プロジェクトの学生たちが「ルーマニアのオンライントリップ♪ Nr 1 .ヴォイカと夏休み~世界遺産の修道院そばのゲストハウスより~ Bună dimineața! din Vatra Moldovitei (モルドヴィッツァ村よりおはよう)」に参加しました。
まず、ルーマニア人のヴォイカさんが、前日宿泊したゲストハウスの朝食を紹介してくれました。たっぷりの野菜、チーズ、ジャムがとても美味しそう。学生たちからは「同じ食材でも加工の仕方が違う点が面白い」「羊の乳を使ったものなど、チーズの種類が豊かで驚いた」「神木というモミの木をチーズの薫製にも使うのに驚いた」などの感想が寄せられました。もみの木で建てられたゲストハウスは「内装も外装も細かいところまでデザインされていて美しく、いたるところに彫られた太陽や自然をイメージした彫刻は印象的で温かさを感じる」(学生の感想より)ものでした。
ゲストハウスを案内してもらった後、徒歩ですぐのところにあるモルドヴィッツァ修道院を案内してもらいました。1532年に建てられたという修道院は「歴史や神聖さが感じられる」(学生の感想より)壁画がとても美しくです。修道院ではちょうど屋外でのミサが行われていて、「オンラインならではの体験をすることが出来て良かった」(学生の感想より)です。
修道院の入り口付近の民族衣装のお店も案内してもらいました。民族衣装には繊細な刺繍がほどこされとても美しく、「布の降り方に動物に因んだ名前がついている点が面白かった」(学生の感想より)です。
この地方や修道院の文化的・歴史的背景については川上L.れい子先生が解説してくださいました。また、現在のルーマニアの新型コロナウィルスの流行の状況などについても解説していただきました。ルーマニアでは、今も、毎日、1000人規模の新規感染者が報告されているそうですが、この地方は自然にあふれ、広々とした空間が広がっているため、旅行も可能だそうです。これまでは映画・コンサートも野外のみでしたが、9月1日から屋内での上演も可能になるとのこと。
新型コロナウィルス の流行で、ルーマニアでも日本でも様々な活動に制約が加わっていますが、こうした取り組みの可能性も改めて認識する貴重な機会になりました。参加した学生たちは「現地の様子をライブで映してもらうことで、人々の雰囲気も伝わってきて、十分に楽しめた」とのこと。

主催者からの報告はこちらをご覧ください。

武蔵野市はルーマニアのホストタウンです。武蔵野市にキャンパスを構える成蹊大学も市と連携して様々な交流事業を行っていきます。