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ルーマニアの民族楽器パンフルートの発表会に本学ルーマニア交流事業学生スタッフが参加しました!

2020年12月07日

社会・地域連携

成蹊大学ルーマニア交流プロジェクト内には、ルーマニアの民族楽器パンフルートの演奏を学び、パンフルートの魅力を発信する活動があります。これは、2019年12月7日(土)の武蔵野市国際交流会(MIA)の「国際理解プログラム- ルーマニア民族楽器のお話&ワークショップ」にボランティアとして参加した学生スタッフの発案により始まった活動です。
パンフルートは世界でもっとも古い楽器の一つです。材質は主に竹で、長さの違うパイプを束ねて留めただけという大変シンプルな作りとなっています。息の量や吹き方、楽器の傾きなどにより、音程を調節する楽器です。
その後、上記のワークショップの講師をされた櫻岡史子先生の指導のもと、新型コロナウィルス感染拡大が深刻になる前は、対面でのレッスンを、深刻になった後はオンラインでのレッスンを重ねてきました。
2020年11月14日(土)に日本ルーマニアパンフルート協会主催「第1回 さくらりパンフルート発表会」が開催される運びとなり、パンフルートの活動を続けてきた本学の学生スタッフもここに出演し、これまでの成果を発表する機会を得ました。
発表会は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、無観客で、出演者と関係者のみでおこなわれました。学生スタッフの出演にあたっては、この発表会での感染防止策や、本番直前の対面でのリハーサルにおける感染防止策を本学健康支援センターに提出し、対策が十分であることを確認するなど、細心の注意を払いました。
学生スタッフは、全員パンフルートを触ったこともない、という状態からの出発。しかも、活動が始まってすぐに新型コロナウイルス感染症拡大の影響により対面レッスンからオンラインレッスンに切り替わりました。学生スタッフによれば、オンラインのレッスンは「他の人が吹いているときにミュートにすることで自分も練習ができるというメリットがある一方、合わせて練習ができないというデメリットもある」とのこと。「合奏」ですので、音程やタイミングを合わせることは不可欠で、オンラインではこの部分が難しいです。学生スタッフは、わずか2回の本番直前の対面レッスンに加え、2台のPCを使ってオンラインと対面を組み合わせたハイブリッド・レッスンを行いました。音楽活動の「ニューノーマルの創造」にも貢献したと言えましょう。
制約が多い中での出演でしたが、指導の櫻岡先生からも「素晴らしい演奏だった」と誉めていただくことが出来ました。
発表会のダイジェスト版が12月13日(日)13時よりオンラインで開催される「日本パンフルートフェスティバル」で紹介されます。是非、学生スタッフの演奏をお楽しみください。

武蔵野市はルーマニアのホストタウンです。武蔵野市にキャンパスを構える成蹊大学も市と連携して様々な交流事業を行っていきます。

日本ルーマニアパンフルート協会についてはこちらから:(外部リンク)
発表会についてはこちらから:(外部リンク)