9月9日(木)に2021年度第4回SD研修会を「大学におけるカルト宗教の勧誘とその対策について」と題して、立正大学心理学部対人・社会心理学科教授（日本脱カルト協会会長）の西田公昭氏を講師に迎え、オンラインでのライブ配信で実施しました。
近年、カルト教団は宗教団体とは思えない団体を騙り学生に近づいてきます。特に最近は、オンライン授業中心の生活で孤立し、ストレスを抱える学生が標的になり得る危険性が高まっています。そこで、大学におけるカルト宗教の勧誘とその対策等について、コロナ禍における近年の学生の置かれた状況、そしてこれまでの豊富なご経験を踏まえた大変貴重なお話をいただきました。
なお、今回は本学と包括連携協定を結ぶ島根県立大学と西南学院大学の教職員の方々にも参加を呼びかけ、約70名の参加がありました。質疑応答では、授業や課外活動における指導・支援上の留意点や普段からの心がけなど、様々な質問が投げかけられ、今後の対応・対策を検討する上での貴重な機会となりました。