3月9日(水)に2021年度第7回SD研修会を「大学生の自殺予防のために教職員ができることーコロナ禍の心理的影響を踏まえてー」と題し、東京都立大学人文社会学部准教授の勝又 陽太郎氏を講師に迎え、オンラインでのライブ配信で実施しました。
講演では、コロナ禍における大学生の自殺やメンタルヘルスの状況、自殺の対人関係理論に基づく孤独感・所属感をキーワードとした大学生の自殺予防のほか、若者の援助要請や交友関係のあり方などについて、調査結果や研究知見をもとに大変わかりやすくご説明いただきました。
今回は49名の教職員の参加があり、質疑応答では、「援助要請回避型の学生を相談・サポートに誘導するためのポイントについて」「学生の所属感を向上させる具体的な施策について」など様々な質問が投げかけられ、コロナ禍における学生のメンタルヘルスや自殺予防について学ぶ貴重な機会となりました。