News & Topics

News & Topics

「メディア・リテラシー演習」制作のラジオ番組が放送されます

2021年07月06日

教育・研究

文学部開講科目「メディア・リテラシー演習」履修生が株式会社エフエムむさしのの協力を得ながら制作したラジオ番組が、「むさしのFM(78.2MHz)」で放送されます。番組はインターネットでも同時配信され、全国で聴取可能です。ぜひお聞きください。

1.放送日時
2021年7月9日(金)14:00~14:45(録音番組)
2021年7月9日(金)14:45~14:59(生放送番組)

2.放送内容
共通テーマは「コロナ禍でつながる地域コミュニティ」です。この共通テーマを基調にした録音番組3つ、生放送番組1つが放送されます。

<録音番組(1)>『ごはんでつながる地域の輪』
新型コロナウイルス感染拡大によって、日本全国の子ども食堂が休業を余儀なくされました。しかし武蔵野市の子ども食堂は子どもたちに食事を提供し続けています。子ども食堂はコロナ禍をどのように乗り越えようとしているのでしょうか。またなぜコロナ禍においても子どもたちに食事を提供し続けようとしているのでしょうか。武蔵野市で子ども食堂を運営している方々にお話をうかがいながらこれらの問いの答えを見つけます。

<録音番組(2)>『アートで繋がる地域コミュニティ』  
コロナ禍のなか、多くの美術館が閉館になり、アートを楽しむための外出が不要不急のものとされるようになりました。このようにコロナ禍においてアートとはどのようなものとして捉えられるのかがあらためて問い直されるようになりました。アートとはどのようなものなのでしょうか。アートとは不要不急のものなのでしょうか。「ソーシャルアートビュー」という、視覚障がいのある方もそうでない方も楽しめる絵画鑑賞の方法を提案している方々にお話をうかがいながら、これらのことを考えます。

<録音番組(3)>『あなたの居場所はどこですか?』
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、人と人とのつながりを維持することが難しくなりました。コロナ禍で人と人とのつながりが失われることはどのような問題を生み出しているのでしょうか。また、コロナ禍で人と人とのつながりはどのように維持したらいいのでしょうか。武蔵野市で学校に行きづらくなった若者同士がつながることができる場所を作っている方々にお話をうかがいながら、コロナ禍におけるコミュニティ作りがどのように重要なのか、また同時にそれがどのように困難であるのかを浮かび上がらせていきます。

<生放送番組>『動いてみれば、変えられる!』
私たちのコミュニティのありかたは新型コロナウイルス感染拡大によって大きく変わることになりました。そこで、コロナ禍においても武蔵野市のコミュニティを維持、また新たなコミュニティを構築しようとして、「ハートマスクプロジェクト」など、さまざまな挑戦を続けられているNPO法人サラダボウル代表理事小松由美さんをゲストにお招きします。そしてコロナ禍におけるコミュニティの維持と構築のためにどのような挑戦が有効なのかを考えます。

※インターネット配信については、むさしのFMのウェブサイトをご覧ください。
むさしのFMのウェブサイトはこちら

成蹊大学メディア・リテラシー演習ブログはこちら