大学紹介

成蹊大学
東京オリパラプロジェクト

成蹊大学は、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と 「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会大学連携協定」を締結しています。
学内でも様々な事業(オリンピック・パラリンピック学習事業、ルーマニア交流事業、上級ボランティアガイド養成事業、地域情報多言語化事業)が稼働しており、イベントやボランティアを通して学生・教職員が一緒になってオリパラを応援しています。

2017年度活動内容

2018年1月23日

出張講座「オリンピックと国際交流」

講師 望月 敏夫 氏

竹内敬子教授の担当する授業「国際文化基礎演習Ⅲc」において出張講座「オリンピックと国際交流」が行われました!

文学部国際文化学科 竹内敬子教授の担当する授業「国際文化基礎演習Ⅲc」にて、12月13日(水)、日本オリンピック・アカデミー理事 望月敏夫氏をお招きし、出張講座「オリンピックと国際交流」が行われました。

望月氏は、これまで外務省勤務やスイスのローザンヌ所在の国際オリンピック委員会(IOC)担当を経験。2度の東京オリンピック・パラリンピック競技大会招致活動に参加し、2回目には招致に成功した経歴もお持ちです。駐ギリシャ大使の時に現地でアテネ2004大会の日本選手団等の受け入れを行い、また、北京2008大会、ロンドン2012大会、リオデジャネイロ2016大会にも関わるなど、オリンピックのプロにお越しいただいての講座でした。

お話は、オリンピズムやオリンピック・ムーブメント、地域社会とオリンピック・パラリンピックについての解説。また、武蔵野市がルーマニアのホストタウンになっていることについてや、東京招致の失敗と成功談等、オリンピック・パラリンピックが残すポジティブな意味でのレガシーについてお話しくださいました。受講者は熱心に耳を傾けていました!

2018年1月23日

「シッティングバレーボール体験会、開催!」

シッティングバレーボール体験の
様子

シッティングバレーボールという競技をみなさんはご存じでしょうか?この競技はその名の通り、座った姿勢で行うバレーボールのこと。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の競技種目でもあります。そんなシッティングバレーボールの体験会が12月20日(水)、一般社団法人日本パラバレーボール協会と成蹊大学体育会バレーボール部協力のもと、成蹊大学体育館で開催されました。

シッティングバレーボールの大きな特徴のひとつが、お尻を床から大きく離してはいけないこと。

体験会では、ルールの説明、ウォーミングアップ、基本動作の練習、ボールトスが「何回続くか大会」(今回の最高は106回)、そしてトーナメント戦が行われました。最初はお尻を床から離してはいけないなどの独特なルールに苦戦していた参加者たちも、後半はシッティングバレーボール初心者とは思えないほどの上達ぶりをみせ、試合はとても白熱したものに。ボールを必死に追いかけ、点が入ったらみんなで喜び、入れられたら互いに励まし合うなど、スポーツの意義を体で感じていたようです。

2017年12月27日

成蹊教養カリキュラム「武蔵野地域連携セミナー」にて、武蔵野市の魅力再発見をテーマに学生が武蔵野市のツアーを企画しました

アイデアをを発表する学生たち

成蹊教養カリキュラムの授業「武蔵野地域連携セミナー」(担当:伊藤克容経済学部教授、ボランティア支援センター所長)では、武蔵野市の歴史や文化がもつ魅力を再発見し、それを来街者に伝えるためのツアープログラムを学生が開発しました。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、成蹊大学のある武蔵野市にも国内外から多くの観光客がやってくることが予想されます。さまざまな年齢層や文化圏に属する来街者を想定しながらプログラム開発を進め、武蔵野市の歴史や文化がもつ魅力を複眼的に発掘しました。

学生は7つのグループに分かれて発表し、餃子や横丁といった最近のトレンドを掛け合わせた「吉祥寺トレンディ 餃子横丁ツアー」や、多言語ガイド付き「外国人向け吉祥寺観光ツアー」など、ユニークなツアーが考案されていました。

ゲストに小田宏信経済学部教授(成蹊オリパラプロジェクトリーダー、学長補佐)、本学卒業生の近藤丈二さん(uto Ltd.代表/クリエイティブプランナー)、加藤秋人さん(東京大学大学院)をお招きし、「ならではの特別感、オリジナル感があり良かった」、「アイデアは素晴らしいので、実現性をさらに追及するべき」などのコメントやアドバイスがありました。

2017年12月25日

公開シンポジウム「スポーツと国際貢献を考える―「競うこと」と「つながること」の先へ」を開催しました

講演者による
パネルディスカッション

11月25日(土)に、武蔵野市・武蔵野市教育委員会の後援で、シンポジウム「スポーツと国際貢献を考える-『競うこと』と『つながること』の先へ」(成蹊大学アジア太平洋研究センター・成蹊大学東京オリパラプロジェクト共同主催)を開催し、当日は約100名の参加者が聴講しました。参加者の中には成蹊中学・高等学校柔道部の生徒もおり、オリンピック金メダリストのお話を直接伺うとても良い機会となりました。

基調講演:
菊 幸一 氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科教授)
「戦後アジアの夏季オリンピック開催と『東京2020』の課題」

シンポジスト:
宮嶋 泰子 氏(テレビ朝日スポーツコメンテーター、国連UNHCR協会理事)
「トップアスリートが行う難民支援から見えてきたもの」

田知本 遥 氏(リオデジャネイロ五輪女子柔道70kg級金メダリスト、ALSOK)
「金メダル競争から経験する『つながり』の価値―スポーツと支援の関係について」

河原 工 氏(日本スポーツ振興センターSport for Tomorrowコンソーシアム事務局ディレクター)
「政府が主導する国際貢献事業『スポーツ・フォー・トゥモロー』について」

小林 勉 氏(中央大学総合政策学部教授)
「国際貢献の向こう側:スポーツ援助の先に何が起こるのか?」

2017年12月21日

東京オリンピック・パラリンピックプロジェクトの一環として、成蹊教養カリキュラム「武蔵野地域連携セミナー」で、武蔵野市の強み・魅力の再発見事業について学生が発表しました。

経済学部3年中西さん・景山さん

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、成蹊大学では、様々な取り組みを進めています。そのプロジェクトの一つとして、成蹊教養カリキュラム「武蔵野地域連携セミナー」(担当:経済学部経済経営学科 伊藤克容教授)では、武蔵野市役所総合政策部企画調整課の協力のもと、「武蔵野市の強み・魅力の再発見事業」を成功に導くためのプロジェクトを実施しました。2017年12月3日(日)に開催された市民ワークショップでは、その成果の一部である武蔵野市のPR動画(作成者 経済学部3年中西梓さん、景山美帆さん)を発表しました。

2017年12月21日

「ルーマニア・ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団コンサート&曽我大介氏講演会」を開催しました。

ルーマニア・ブラショワ・
フィルハーモニー交響楽団

武蔵野市が交流事業を進めているルーマニア国ブラショフ市より交響楽団が来日しました。本学でも東京オリンピック・パラリンピックプロジェクト ルーマニア交流事業として、11月28日にコンサート&曽我大介氏講演会を開催しました。
当日は、ベラ・バルトーク作曲『ルーマニア民族舞踊組曲』のほか、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『交響曲第5番 ハ短調 作品 67』などが演奏され、その壮大な演奏に会場は拍手喝采となりました。また、指揮者の曽我大介さんよりルーマニアの文化や曲についての講演もあり、大盛況のうちに終了しました。
なお、第一部のコンサートと第二部の関係者懇親会の司会、会場の運営は成蹊大学の学生スタッフが務め、本学の学生にとっても非常に有意義な時間となりました。

2017年12月21日

小田宏信教授の担当する全学教育科目「現代日本の地理<1>」において、出張講座「メガスポーツイベント開催を機に地域の課題解決、創生を考える」が行われました。

講師 村里 敏彰氏

11月10日(金)に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 国際局長 村里 敏彰氏を講師にお招きし、小田宏信教授の「現代日本の地理<1>」においてご講演いただきました。

オリンピック・パラリンピック競技大会の概要、日本におけるオリンピック・パラリンピックの歴史等についての説明があった後、東京2020大会の大会ビジョン「スポーツには世界と未来を変える力がある。」についての解説がありました。また、「地域に残すべきレガシー」について、過去のオリンピックやFIFAワールドカップ日韓大会での事例を参考に、東京2020大会において、地域や個人がどのような役割を果たすべきか、ご講演いただきました。
村里氏は「『みんなのメダルプロジェクト』等ぜひ積極的に参加していただいて、皆さんと一緒に東京2020大会を盛り上げていきたい」と熱く語っていました。

講演終了後の学生からの熱心な質問にも、村里氏は丁寧にご対応くださいました。学生にとって、オリンピック・パラリンピックと地域の活性化について、知識を深める良い機会となったようです。

2017年12月21日

境広志教授の担当する国際コース授業「SC(World Sports)」において、「アンチ・ドーピング」に関する講演会が行われました。

講師 平井 千貴氏

10月30日(月)に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 大会準備運営第一局医療サービス部アンチ・ドーピング課アンチ・ドーピング担当課長 平井千貴氏を講師に招き、ご講演いただきました。

講演の中で平井氏は「アンチ・ドーピング活動の大きな目的の一つは、クリーンなアスリートを守ること。そのためには、競技会後の検査だけではなく、事前の競技会外検査が重要だ。」と述べ、「ドーピングを防ぐことは大会やスポーツの価値を守ることにつながる。これからもアンチ・ドーピングに関する情報発信や、検体の検査、分析、結果管理を含むドーピング・コントロールなどのアンチ・ドーピング活動を推進していきたい」と意気込みを語りました。

講演後の質疑応答の際には、多くの聴講者から平井氏にドーピング検査の大まかな手順や検査が選手に与える影響についての質問がありました。アンチ・ドーピングについての活発な議論も展開され、アンチ・ドーピングを理解する良い機会になったようです。

2017年12月21日

武蔵野市主催・東京オリンピック・パラリンピックプロジェクト「Sports for all水球」イベントにて、体育会水泳部が企画・指導サポートを行いました。

市内在住・小学生の皆さん

10月9日(月)に、東京都武蔵野市主催「Sports for all 水球」イベントが武蔵野温水プールにて開催され、市内在住・在学の小・中学生約130名が参加、見学者も含めて約400名が来場しました。
このイベントは、水球日本代表チーム「ポセイドンジャパン」の男女現役選手をゲストに迎え、東京2020オリンピックを目指して闘う世界レベルの技と迫力を、実際に体感してもらうものです。当日は、水球日本代表で32年ぶりにリオオリンピックにも出場された志水祐介選手、志賀光明選手に加え、今年初参加となる筈井翔太選手、青木美友選手、有馬優美選手、曲山紫乃選手、坂本梨歩選手と豪華ゲストが登場し、迫力あるデモンストレーションを披露。その後のアクアゲームでは小・中学生の参加者と一緒にアクアゲームを行い、ナイスプレーが続出しました。当日は成蹊マスコットキャラクターのピーチくんも会場に駆けつけ、参加者を応援し会場を盛り上げました。
なお、参加者への指導サポート、並びに運営は、昨年に引き続き、成蹊大学体育会水泳部を中心として成蹊高校水泳部、東京女子体育大学水球部、藤村女子中学高等学校水球部が担当しました。

2017年9月27日

ルーマニアのブラショフ市にある「日本武蔵野センター」の研修生との 交流プロジェクトが行われました。

本学学生とルーマニアの研修生

8月16日・17日に、ルーマニアのブラショフ市にある「日本武蔵野センター」の研修生との 交流プロジェクトが行われ、 1日目は原宿や秋葉原など本学学生が案内をしながら都内を散策。研修生のリクエストで猫カフェを訪れたり、プリクラを撮ったり、夕食ではお好み焼きを焼いたり、と初めて体験することばかり。研修生の皆さんは始終目を輝かせていました。
2日目は大学のキャンパスツアーを行った後、それぞれが自国を紹介。本学の学生からは折り紙やおむすび、日本犬、花火大会などの日本文化や日本の世界遺産を紹介し、研修生からはルーマニアの土地・食べ物について、ドラキュラ城のモデルとなったブラン城についての紹介がありました。また、ブラショフ市の伝統的なダンスも教わり、和やかな雰囲気の中ルーマニアの文化にも触れることができました。
ダンスが終わる頃にはすっかり打ち解けた様子に。 研修生からは、「子どもの頃から憧れていた日本文化を体験させていただきとても貴重な機会だった。それぞれの国の文化の違いも感じたが、共通する興味・関心事があることも知りました。2日間の体験は大切な思い出になりました!」との感想を頂き、約1ヵ月間のホームステイを終えて帰国の途へ。 武蔵野市はルーマニアのホストタウンです。今後も武蔵野市にキャンパスを構える成蹊大学も市と連携して様々な交流事業を行っていきます。

2017年8月1日

東京2020オリンピック・パラリンピックプロジェクトの一環として、外国人誘致のための武蔵野市の魅力について学生が授業で発表しました。

成蹊教養カリキュラムの授業「武蔵野地域連携セミナー」において、学生が武蔵野市役所と協力し、半期にわたって制作した外国人誘致のための「市の魅力を伝える動画やパンフレット」について、7月4日(火)同授業内にて発表会が行われました。 在住外国人へのヒアリング調査などを経て、学生たちがグループごとに武蔵野市の魅力をふんだんに詰めた動画やパンフレットを制作。発表当日には、ご協力いただいた武蔵野市役所のオリンピック・パラリンピック担当者をお招きし、各班でユニークな発表を繰り広げていました。

2017年8月1日

文学部竹内敬子教授の担当する授業「国際文化基礎演習Ⅱc」において、「文化オリンピアード講演会」が行われました。

ワークショップ発表の様子

6月28日(水)に、文学部国際文化学科 竹内敬子教授の担当する授業「国際文化基礎演習Ⅱc」において、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の橘 晃嗣氏を講師にお招きし、「文化オリンピアード講演会」を実施しました。 文化オリンピアードとは、オリンピック・パラリンピック開催国で行われる文化・芸術のパフォーマンスや展示、舞台公演などのプログラムのこと。参加した学生や地域の方は「大学や地域でできる文化オリンピアード」をテーマにワークショップを行い、文化オリンピアードへの理解を深めていました。

2017年5月31日

佐野慎輔氏(日本オリンピックアカデミー理事、産業経済新聞社論説委員)による特別講義が行われました。

講演する佐野慎輔氏

5月27日(土)に、2017年度本学前期公開講座が開催され、第一回目の講師に、日本オリンピックアカデミー理事でもあり、産業経済新聞社論説委員でもある佐野慎輔氏をお招きし、東京オリンピックについて講演いただきました。演題は「1964年東京大会は後世に何を残したか、2020年東京大会は次の世代に何を残すのか…」。過去の大会の歴史を踏まえて次の東京大会に対する展望を中心に解説いただきました。当日は約170名の一般市民の参加者が聴講し、大盛況で講演を終えました。