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「国際文化英語演習a」の履修者有志がドイツ・ベルリン自由大学大学院の学生とオンラインで国際交流をしました

2022年06月27日

文学部

文学部川村陶子教授が担当する「国際文化英語演習a」(文学部国際文化学科2年次必修科目)の履修者有志とドイツ・ベルリン自由大学大学院のコネリア・ライヤー教授のゼミ生が5月前半にオンラインで国際交流を行いました。

ライヤー教授は、ドイツ・ベルリン自由大学大学院東アジア研究プログラム(GEAS)副長・日本学部教授で、主な研究分野は、日本の地域や食、グローバリゼーション、科学技術。コロナ禍で国際移動が妨げられていた2021年度前期、川村教授がライヤー教授と「オンラインで教育交流活動ができないだろうか」と話し合い、アイディアが生まれ、今回2回目のコラボレーションが実現しました。


ライヤー教授の大学院ゼミでは、日本の食文化を題材として「日本研究のメソッド(方法)」を修得しています。今回の交流は、ドイツの大学院生がZoomを使用して日本の学部生に日本語でインタビューをするというものです。ドイツ側と日本側からそれぞれ1名ずつ、計8組のペアを構成し、各ペアでオンライン活動を行いました。 ドイツ側の大学院生は、ペアを組んだ本学の学生へメールでのアポイントメントやオンラインミーティングのセッティングなどを行い、準備を進めてきました。当日は、日常の食生活や海外における日本食などについてインタビューを実施。終始和やかな雰囲気だったようで、インタビュー後に本学の学生からドイツの食文化について質問をするなど、互いの国の文化を知ることができ充実した時間となったとのことでした。また、本学からはJPUEの香港出身学生が参加していたため在日外国人の意見も聴くことができ、ドイツの学生はとても興味深かったそうです。


川村教授は、「国際交流はおろか対面の教育活動全般が困難な時期に始めたささやかな試みでしたが、日独双方の学生に好評で、お互いに良い教育効果がありました。現在、海外渡航や対面の交流も復活のきざしが見えていますが、今後も機会を作って気軽に国際教育交流活動を行えればと考えています。」と話していました。

国際文化学科2年 高岡栞渚さんが書いた報告記事はこちら(外部リンク)
コネリア・ライヤー教授ゼミのブログはこちら(外部リンク)


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