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経済学部現代経済学科の「実践ゼミナールB」の授業紹介

2022年07月05日

教育・研究

経済学部現代経済学科の「実践ゼミナール」は学科の特徴あるプロジェクト型授業で各クラスそれぞれユニークな取り組みが進んでいます。昨年度に引き続き、今年度も授業の様子をご紹介します。

6月18日と19日の両日、堀田誉講師(株式会社Co-lab共同代表、本学非常勤講師)の担当するクラスの現地研修が茨城県つくば市・かすみがうら市において実施されました。このクラスは、つくば地域を事例にして、新しい観光ビジネスの創出を通じて、いかに集落再生や中心市街地の再生を導くかについて考えていく授業です。

初日の18日の午前中には、国土地理院及びJAXA(宇宙航空研究開発機構)を訪問して、サイエンスツーリズムの現状や意義などを考えました。午後には、かすみがうら市歩崎地区で地域拠点の整備に取り組む株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーを訪問し、地元の食の体験を盛り込んだサイクリングプログラム、地産地消×ヘルシーをコンセプトにしたかすみキッチン、古民家ゲストハウス江口屋などの運営についてお話しを伺いました。夕方には、5月にオープンしたばかりのつくばセンタービルco-en(つくばまちなかデザイン株式会社)にお邪魔し、新しい働き方の場であるコワーキングスペースでのミーティングを疑似体験しました。

翌日19日には主に筑波山地域をフィールドにしました。「昭和の香り」が漂う筑波山観光を体験した上で、同エリアの新しい顔であるBASE877、古民家ゲストハウス旧小林邸ひととき、つくばワイナリーにお邪魔し、それぞれ、事業者よりお話しを伺いました。事業者の皆さんの熱き想いに触れつつ、県の主導した筑波山・霞ヶ浦広域エリア観光連携促進事業の役割、従来とは異なった新しい観光のかたち、集落再生に果たすスモールビジネスの役割などに履修者たちは考えを巡らせました。この日は、戦国期の城趾である小田城跡歴史ひろばにて、感想や意見を出し合って、解散となりました。

今後、7月19日の最終発表会に向けて、現地研修の成果をまとめていきます。

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