7 月 13 日(水)に経済学部現代経済学科「プレゼンテーション演習」の最終授業で課題発
表会が行われました。この科目は<1>~<6>まで全 6 クラスあり、2 時限目は<1> <2> <4
> <6>の 4 クラス、3 時限目は<3> <5>の 2 クラスが合同で行いました。
4 月から各クラスで、自己紹介、情報提供型プレゼン、提案型プレゼン、とさまざまなプ
レゼンスタイルを通して話し方、タイムマネジメント、論理的な内容構成、パワーポイン
トの操作などを学んできました。各課題の評価はルーブリックを使用して学生間でも評価
をすることでお互いに高め合ってきました。今回の発表テーマでもある最後の課題は
「"学び"のある旅の提案」。2~4 名のチームに分かれ、企画した旅の目的やプランをい
かに聞き手に分かりやすくかつ印象深く伝えられるかを競います。
この日は、各クラスから代表 2 チームが発表を行いました。発表会場の 4 号館ホールの収
容人数は約 500 名。発表者の緊張感が伝わってきましたが、どのチームも堂々と発表して
いました。
審査員は、<2> <3>クラス担当の山中将司講師(非常勤)と<4> <5>クラス担当の小室譲講
師(非常勤)に加え、OB のビジネスパーソンが特別審査員として招かれました。山中講師
も小室講師も本学の経済学部の卒業生です。プレゼンの技法としてスライドの作り方、聞
き手を巻き込む間の取り方、ビジネスアイディアとして不足している点、話の順序の組み
立て方などそれぞれのチームに厳しくも丁寧なフィードバックがありました。
学生同士でも互いに各チームへフィードバックをし、最も良いと思ったチームへ投票を行
いました。最も票を集めたチームに最優秀賞、審査員から審査員特別賞が贈られました。
最後に「発表して終わりではなく、もう一歩踏み込んで次の学びにつなげてほしい」と
メッセージが伝えられました。実社会で働く先輩からの熱のこもったエールは、在学生へ
しっかりと届いたようです。受講生も講師も熱量を持って向き合っていることを感じられ
た発表会でした。