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経営学部藤田ゼミがタイの大学とツーリズムのプロモーションを意識したオンライン交流を行いました

2023年01月24日

教育・研究

経営学部 藤田玲子教授(専門分野:国際文化・ビジネス英語・観光教育)の3年次ゼミ(経営専門演習Ⅱ)では、観光教育をテーマに、インバウンド客の日本誘致に向けた日本文化の発信や、英語によるガイドスキルの育成などのコミュニケーション活動に取り組んでいます。当初はインバウンド客との交流を目指していましたが、長引くコロナ渦で実践する場がないため、海外の大学の学生とのオンラインによる観光・文化交流プロジェクトを実施。1月11日(水)、タイのチェンマイにあるRajamangala University of Technology Lanna の経営学部観光学科のクラスと藤田ゼミの計62名の学生が、ツーリズムのプロモーションを意識した各町の紹介のプレゼンによる交流を行いました。昨年に続き、今回で2回目となります。

藤田ゼミは吉祥寺、タイの学生は大学のあるタイ北部の町、チェンマイについて、学生の視点からの紹介を行いました。両サイド5チームが異なるトピックで、英語でプレゼンテーションを実施。タイ側からは、大学の紹介から始まり、チェンマイの歴史や食文化、お祭り、観光スポットなどについて興味深い紹介がありました。藤田ゼミの学生は、吉祥寺の歴史や大学の歴史、学生の好きなスポット、三鷹の森ジブリ美術館や井の頭恩賜公園、ハモニカ横丁などを紹介しました。ブレークアウトルームで自己紹介をしたり、タイ語、日本語のレッスンも盛り込み、笑顔の絶えない交流となりました。

学生からは、
・タイ側の発表は幅広い範囲での発表内容で、知りたいことや考えていた質問なども内容に含まれていたので聞いていて興味の湧くものが多かった。自分たちは全体的に流れ良くプレゼン出来ていたと思う。吉祥寺の魅力について伝えることができた。
・タイの紹介は自分のまったく知らないローカルな観光スポットとして、歴史的建造物が多い印象でした。また、食に関しても最新の流行を知れて良かったです。
・英語があればどんな国の方とでもコミュニケーションを取れるということがわかったこと。
・タイのスライドが華やかで、写真も鮮やかで心惹かれました!ラプンツェルのランタンみたいなお祭りがあることを知り、行ってみたくなりました!

といった感想や、プレゼンについて良かった点・反省点なども多々あがり、観光による交流について深く考えるきっかけとなる取り組みとなりました。
1回の交流で終わるのではなく、継続することでお互いをより深く知る機会となるので、これからも企画を考え、継続していく予定です。