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「国際文化英語演習<2>」の履修者有志がドイツ・ベルリン自由大学大学院の学生とオンラインで国際交流をしました

2023年06月30日

文学部

文学部川村陶子教授が担当する「国際文化英語演習<2>」(文学部国際文化学科2年次必修科目)の履修者有志とドイツ・ベルリン自由大学大学院のコネリア・ライヤー教授のゼミ生が5月にオンラインで国際交流を行いました。2021年度・2022年度に続き3回目のコラボレーションとなります。

ライヤー教授は、ベルリン自由大学大学院東アジア研究プログラム(GEAS)副長・日本学部教授で、主な研究分野は、日本の地域や食、グローバリゼーション、科学技術です。コロナ禍で国際移動が妨げられていた2021年度、川村教授がライヤー教授と「オンラインで教育交流活動ができないだろうか」と話し合い、アイディアが生まれました。

ライヤー教授の大学院ゼミでは、日本の食文化を題材として「日本研究のメソッド(方法)」を修得しています。今回の交流は、ドイツの大学院生がZoomを使用して日本の学部生に日本語でインタビューをするというものです。ドイツ側は4名、日本側は6名が参加し、1対1ないし1対2のオンラインミーティングを行いました。

ドイツ側の大学院生は、本学の学生へメールでのアポイントメントやZoomのセッティングなどを行います。当日は、日常の食生活や海外における日本食などについてインタビューを実施。日本のポップカルチャーなど他の話題へ会話が発展することもあります。終了後は日独双方の学生代表がライヤー教授のゼミのブログに英語で報告記事を掲載します。

川村教授は、「ゼミのコラボレーションは毎回、日独双方の参加者に大変好評です。ドイツの学生には初対面の人と日本語でコミュニケーションし日本の若者の食生活を知る機会、日本の学生には日本語で気軽にできる国際交流体験となっています。
学生同士がメールでアポイントをとり、Zoomで面談するという方法もワクワク感につながっているようです。ライヤー教授とは今後も交流を続けていきたいですねと話しています。
今回参加したドイツ側大学院生の何人かは秋に来日予定だそうで、インタビュー相手とリアルでも会えるかも知れないと一同楽しみにしています。」と話していました。

▶国際文化学科2年 久保美月さんが書いた報告記事はこちら(外部リンク)
▶コネリア・ライヤー教授ゼミの大学院生が書いた報告記事はこちら(外部リンク)