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2023年度文学部国際文化学科の卒業論文報告会が行われました

2024年02月06日

教育・研究

1月31日(水)、2023年度文学部国際文化学科 卒業論文報告会が行われ、各ゼミから選ばれた10名の4年生たちが自身の研究成果を発表しました。

今回の報告会は、会場に来られない学生のためにオンライン会議ツール(Zoom)を利用してハイブリッド形式で行われました。また、オンラインの報告会は、将来のゼミでの学びや卒業論文執筆に備えて、先輩たちの研究成果や発表を参考にしてもらうことを目的として、3年生以下の学生でも参加することができました。

今年度の発表者の題目は、以下のとおりです。
・「受動的なプリンセス像は消失したのか -歴代プリンセス映画の分析-」
・「地域におけるサードプレイス -子どものサードプレイスに必要な要素とは-」
・「軍政下に生きるロヒンギャの今:限られた難民支援の先に」
・「ヴィクトリア朝における中流階級 -家事使用人との主従関係から見る階級意識-」
・「労働組織の誕生と国際化 -ILO条約の批准とディーセント・ワーク実現へ-」
・「ガーシュウィンの挑戦 -アメリカ大衆音楽におけるユダヤ人の活躍-」
・「インド外交の真意 -日印関係のこれから-」
・「「害虫」化する虫とそのイメージ変化から読み解く日本社会の変化」
・「INTRODUCTION OF "JAPANESE SPIRIT" : COMPARISON BETWEEN BUSHIDO by NITOBE INAZO AND CURRENT EDUCATION」
・「移民社会における定期市 -フランス・ストラスブールの事例から-」

発表した10名のテーマは、映画、音楽から政治、外交、移民問題まで多岐にわたり、皆、それぞれの研究について堂々と発表し、国際文化学科で学んできた成果を遺憾なく発揮していました。

学生たちの発表の後には、竹内教授より総括コメントをいただきました。
「今回の報告会では他のゼミの学生たちとお互いの研究成果を共有できる有意義な機会となりました。4年生たちは自身が選んだテーマに対して様々な角度からアプローチをして多くの発見があったと思います。卒業論文を完成させる中で得られた貴重な経験をぜひ卒業して社会に出てからも活かしてください。また、オンラインで参加した3年生以下の学生たちは本日の4年生の発表を参考にしながら、さらに質の高い成果が得られるようがんばってください。」

4年生の皆さん、本当にお疲れさまでした!