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2024年度第5回SD研修会を実施しました

2025年01月08日

お知らせ

成蹊大学では、教育活動の高度化をはじめとする大学運営業務をより適切かつ効果的に行えるよう、教職員が必要とする知識・技能の習得及び向上をめざして、SD(Staff Development)研修会を実施しています。

今回は12月18日(水)に高等教育トピックスと進学ブランド力に関する講演を梅宮愛佳氏(株式会社リクルート 大学企画営業部首都圏2グループ)および 西村紗智氏(株式会社リクルート リクルート進学総研 研究員(新増設・大学改革担当)兼 政策企画室渉外HR室渉外部渉外グループ(新卒領域担当))から、「2024年度の高等教育トピックスと進学ブランド力調査2024から見る今後の方策について」というテーマで教職員に対して実施しました。
はじめに梅宮氏から、株式会社リクルートが実施している「進学ブランド力調査」の結果から、昨今の高校生が見ている本学のポジションやイメージに関する解説があり、傾向分析から理系の高校生に対する早期からの認知を導く周知アプローチが重要課題であること、「成蹊大学といえば何」と謳われる強みの確立が効果的であるとの説明がありました。

続けて西村氏から、大学の新増設を取り巻く環境と国家政策、高等教育業界の動向の面から現況説明があり、大学教育の成果を活かす産業・企業等における人材採用構造の変化、若者の就業観等の変化が著しいという背景から、卒業生の活躍が大学改革の実践に対する重要な「社会評価」となるという説明があり、今後に迎える18歳人口の激減期に向けて、「評価」を貯める優位性の構築が重要である旨の付言がありました。
今回は本学の教職員43名の参加があり、質疑応答では活発な意見交換が行われ、大学改革の成果に対する「社会評価」を導く施策を考える貴重な機会となりました。