4月1日(火)に、経済学部の全新入生を対象に「教員・上級生による履修相談・座談コーナー」が開催されました。これは昨年から始まった経済学部の新たな試みで、大学に進学したばかりの新入生の「不安」を少しでも軽減するべく、教員や上級生が新入生の疑問や質問に答えていくという座談会です。
当日は春寒の中の開催となりましたが、上級生19名が新入生約250人を迎え入れ、会場となった6号館大教室は温かな雰囲気に包まれました。
座談会は、新入生が上級生のプロフィールシートを確認し、話をしてみたい上級生や教員のもとへ向かう形式で、1回20分を計4セット繰り返されました。
始めは緊張した面持ちの新入生も、先輩たちの多種多彩な話に耳を傾け、徐々に和やかな雰囲気に。後半の回では質問も積極的に出ていたり、笑いが起こったりするグループもありました。また、教員に直接履修相談をできる機会は珍しく、どの回も履修要項を開きながら、教員を囲んで真剣に話に聞き入る新入生の姿もありました。
また、全員が立候補しこの場に立った上級生は、経済学部科目の他に、留学、副専攻、クラブ・サークル、QLA(成蹊大学公認学習補助員)、1人暮らし、アルバイトと多くの経験を積み重ねてきた学生たち。自己紹介の資料を準備してきたり、緊張する新入生に積極的に話しかけたりしつつ、自身の経験を豊かに話していました。
座談会開催後、参加した上級生からは「事前に想定質問を自分で準備していた成果もあり、とても楽しく話すことができた。新入生からも幅広い質問をもらえて嬉しかった」といった感想が聞かれ、また、新入生からは「履修登録のコツやおすすめの授業など、参考になる話ばかりで多くのことを学べた」「大学での新しい生活に不安がたくさんあったが、新入生同士でも知り合いができ、不安が軽減された」といった声が聞かれました。
経済学部による新入生のための履修相談・座談コーナーの初年度レポートはこちらから。