6月に締結された両大学の包括連携協定の第一弾の事業として実施されたこのゼミ合宿は、8月4日から7日にかけて、経済学部小田ゼミの3、4年生16名が島根県津和野町、吉賀町を訪問、島根県立大学総合政策学部井上厚史ゼミの3年生14名とともに現地で活動する地域おこし協力隊のメンバーや吉賀町柿木村で有機無農薬野菜の生産・販売に携わる方々にインタビューしながら、地域おこし協力隊と協力して大学生が地域のためにできることについて議論し、発表を行いました。
ゼミの学生達は教育、農業、情報発信など6つの班に分かれ、それぞれの分野で活動している地域おこし協力隊のメンバーにインタビューし、活動を見聞きするだけでなく、参加しながら、学生にとってできる方策を考えました。深夜にまでおよぶ議論と資料作成の結果は、6日の研究発表会で披露され、島根県立大学の清原学長、津和野町の下森町長からも高い評価をいただきました。また、今回の結果は今後柿木村産有機野菜の吉祥寺での販売などを通じ、実践していく予定です。
島根県立大学と本学の包括連携協定ではこれからも様々な事業を予定しています。事業を通じて、学生が多様な人々との価値観に触れ、協働する場を設けていくとともに、大学としての地域貢献、USR(大学の社会的責任)の取り組みも今まで以上に進めていく考えです。
集合写真
グループでのインタビュー風景
柿木村で有機無農薬野菜の生産、販売に携わる方から説明を受けました
最も評価の高かったグループには「島根県立大学学長賞」が贈呈されました