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文学部国際文化学科の有富純也教授のゼミ（日本・東アジア社会の歴史と文化）では、９月７日から９日にかけて、島根県松江、出雲地方を訪問、島根県立大学短期大学部のダスティン・キッド講師のゼミ（異文化理解ゼミ）と合同ゼミを実施しました。
初日は両ゼミの学生で縁結びの神社としても知られる松江市の八重垣神社に向かいました。八重垣神社には、日本神話において素戔嗚尊（すさのおのみこと）が稲田姫を八岐大蛇（やまたのおろち）から匿ったとされる場所もあり、日本の神話における島根県の重要性を認識することができました。午後からは、キッドゼミの学生の解説のもと、松江城の調査を行いました。その解説に対して有富ゼミの学生から鋭い質問が出るなど、活発な交流が実現しました。
この他にも松江歴史館、奥出雲たたらと刀剣館などを訪れ、地域の歴史や伝統を学ぶとともに、両大学の学生同士も盛んに交流するなど、有意義なものとなりました。とりわけ地域の歴史や文化を学ぶ島根県立大学短期大学部の学生から直接説明を受け、意見の交換ができたことはお互いの学びにとってたいへんよい刺激になりました。これからも様々な分野で両大学間の交流を進めていきたいと考えています。
キッドゼミの学生による説明に耳を傾けます。
説明を聞いたのち、国宝に指定されている松江城の天守を目指します。
八重垣神社にて。キッド先生の解説に聞き入ります。