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福ねずみが占い師!? 2023年の開運占い!文学部日本文学科 平野多恵教授ゼミが1/7(土)・8(日)にオンライン占いイベント「第3回ひらのゼミ祭―鼠たちの和歌占い―」を開催。

2022年12月26日

お知らせ

文学部日本文学科の平野多恵教授のゼミでは、日本の古典文学を研究しています。「古典をおもしろく」がゼミのモットーです。2022年度は、鼠が人間と結婚する室町時代の物語『鼠草紙』の研究を行い、今回、その成果をゼミの公式サイトに掲載。また『鼠草紙』に鼠の陰陽師の占い場面が描かれていることにちなみ、鼠の姿になったゼミ生が占い師となって、江戸時代の珍しい和歌占いで新年の運勢をZoomで占います。

平野ゼミでは、例年、秋の大学祭で陰陽師・安倍晴明ゆかりの和歌占い「開運☆せいめい歌占」のブースを出展しています。江戸時代の稀少な和歌占い本『せいめい歌占』(成蹊大学蔵)に基づくこの占いは、成蹊大学でしか体験できないものです。2013年以来、大学祭で約8500名の来場者を占ってきました。2020年度に新型コロナの影響で大学祭が中止されたことをきっかけにオンライン「ゼミ祭」を独自に企画し、ウェブ会議アプリ「Zoom」を用いた和歌占いのイベントを開催。北は北海道から南は九州まで、さらには海外からの参加もあって好評を博し、今回は第3回目の開催です。

■「第3回ひらのゼミ祭―鼠たちの和歌占い―」開催概要
日時:2023年1月7日(土)13:00~17:00
8日(日)10:00~17:00
※ゼミ公式ウェブサイト上で占いの予約を受け付けています。2日間で200名限定(事前予約制、各回30分)
お申込みはこちら

両日とも、ゼミ生によるオンライン対面占い「開運☆せいめい歌占」が体験できるイベントを予約制でおこないます。対面占いはZoomのブレイクアウトルームで1人10分、鼠に化けたゼミ生が占い師となって結果の和歌を読みときます。ウェブサイトには、『鼠草紙』をわかりやすく解説した動画「小学生でもわかる『鼠草紙』」、古典原本のくずし字が読めるようになる「くずし字入門動画&クイズ」、学園祭の活動の様子をお伝えする「〈鼠たちの不思議な世界〉メイキング動画」など、古典文学がもっとおもしろくなるコンテンツを年末年始に順次掲載する予定です。

平野ゼミでは、知識探究データベースサービス「ジャパンナレッジ」と共同で、ウェブ上で歌占をいつでも体験できるアプリ「開運☆せいめい歌占」を2018年より運営しています。「もっと開運アドバイス」コーナーでは、ゼミ生が和歌を読み解いて、Webサイトを通じて寄せられた様々な悩みにアドバイスしています。

開運☆せいめい歌占アプリ

もっと開運アドバイス

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学生制作のイベントチラシ

鼠と姫君の婚礼場面(東京国立博物館蔵『鼠草紙』)
ColBase: 国立文化財機構所蔵品統合検索システムより