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「メディア・リテラシー演習」制作のラジオ番組が放送されます

2023年01月11日

教育・研究

文学部開講科目「メディア・リテラシー演習」履修生が株式会社エフエムむさしのの協力を得ながら制作したラジオ番組が、「むさしのFM(78.2MHz)」で放送されます。番組はインターネットでも同時配信され、全国で聴取可能です。江川学園長も生放送に出演の予定です。ぜひお聴きください。

1.放送日時

2023年1月20日(金)14:00~14:45(録音番組)
2023年1月20日(金)14:45~14:59(生放送番組)

※インターネット配信はこちら:(外部リンク)

2.放送内容
共通テーマは「大学生活とジェンダー」です。この共通テーマを基調にした録音番組3つ、生放送番組1つが放送されます。

<録音番組(1)>『知っていますか? 成蹊大学とジェンダー』
近年、ジェンダー問題が着目されています。社会が作り出した「男らしさ」「女らしさ」を押しつけられることで、男女にとっても、「男らしさ」「女らしさ」におさまりきらないトランスジェンダーの人にとっても、不自由を強いられているといえます。大学はこのようなジェンダー問題にどのように取り組んでいるのでしょうか。武蔵野市の成蹊大学、および、成蹊大学と同じ武蔵野地域の大学である三鷹市の国際基督教大学の取り組みを大学関係者にうかがいながら、この問いの答えを見つけます。

<録音番組(2)>『気づいていますか? 身近に潜むデートDV』
大学生が直面するジェンダー問題の一つにデートDVがあります。デートDVとは恋人同士の間で起こる暴力のことです。しかしDVは夫婦の間で起こるものだとされ、恋人同士の間で起こるものもDVとして問題視できるものだとは大学生の間でもほとんど知られていません。そのため、意識しないうちに被害者に、あるいは加害者になることがあり得ます。デートDVの被害者にも加害者にもならないようにするためにどのようにしたらいいのでしょうか。デートDVの講演をしてきた方々にお話をうかがいながら、このことを考えます。

<録音番組(3)>『リケジョはあって、ブンダンはない』
成蹊大学文学部では男子が少数で、同大学理工学部は女子が少数です。しかし理工学部の少数の女子には「リケジョ」という名称が与えられていますが、文学部の少数の男子には「ブンダン」という名称は与えられていません。同じように少数でも、文学部の男子が抱えている問題と理工学部の女子が抱えている問題は違うのではないでしょうか。このような疑問に基づき、文学部の男子、理工学部の女子、さらには成蹊大学文学部長にお話をうかがい、文学部の男子、理工学部の女子がそれぞれ抱えている異なる問題について考えていきます。

<生放送番組>『学園長に訊く! 女性が活躍する社会』
日本社会がジェンダー不平等の問題を解決し、女性が可能性を制限されることなく輝いて生きていける社会にするために、私たちは何ができるでしょうか。もちろん女性が輝いて生きていける社会は、男性にとっても輝いて生きていける社会だといえます。このような社会にするために、私たちに何ができるでしょうか。東京大学理事として男女共同参画を担当されてきた経験をお持ちで、現在は成蹊学園初の女性の学園長である江川雅子さんをゲストにお招きし、ジェンダー平等の社会を実現するために私たちに何ができるかを考えます。

※インターネット配信については、むさしのFMのウェブサイトをご覧ください。

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