2022年12月10日(土)、11日(日)にコピス吉祥寺において、成蹊大学経済学部 小田宏信教授(専門分野:経済地理学)のゼミと日本大学経済学部 宮地忠幸教授(専門分野:経済地理学)のゼミが、「虹色マルシェ」を開催しました。
小田ゼミも宮地ゼミも、フィールドワークを通した地域調査、先行研究や統計の分析を通した地域の特性把握など、様々な観点から地域づくりを研究しています。
「幅広い年齢層の方々に研究地域の魅力を発信すること」を目的に経済地理学を学ぶ両ゼミが日頃の研究活動を通してご縁をいただいた様々な地域と吉祥寺という街の「架け橋」になる場として、協働して「虹色マルシェ」の開催を企画・運営しました。
小田ゼミでは、北海道帯広市にある満寿屋商店のパン4商品、長野県売木村のネットワークうるぎの「びっくりコーン」、神奈川県真鶴町のタカヤナイの「あじサブレ」の販売を行いました。前期から準備を進めてきて、それぞれ生産者と交渉を行い、販売の許可を得たので商品に対する思いもひとしお。商品の特徴だけでなく、各地域の魅力についてもお伝えしながら販売していました。
宮地ゼミでは、山梨県丹波山村の木工品・ひのきエッセンシャルオイル 除菌スプレー(TreeLumber)、埼玉県三芳町のさつまいもの販売を行いました。
将来的に吉祥寺で暮らす人々が各地域へ訪れることで関係人口の拡大に寄与するために企画・開催された「虹色マルシェ」。各ゼミによる物販の他に、日本大学経済学部 田中圭教授ゼミの「ドローン×農業」研究で学生たちが埼玉県坂戸市で栽培したドローン米の販売、NPO法人小さな村総合研究所による「小さな村g7」の特産品販売、キッチンワゴンの販売、ステージでのバンド演奏など、両ゼミの働きかけで様々な地域の方の協力を得てとても賑やかなマルシェとなりました。当日は、学生が作った各研究対象地域の魅力を伝えるフリーペーパーも配布されました。
多くの方が訪れ、みなさん各店舗での交流を楽しんでいました。