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文学部 細谷広美教授が国立民族学博物館で開催されたイベントで講師をしました

2023年04月27日

教育・研究

文学部国際文化学科 細谷広美教授(専門分野:文化人類学)が、大阪の国立民族学博物館で現在開催中の特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」に関連しておこなわれたイベントで講師をしました。

4月15日(土)に開催されたみんぱくゼミナール「記憶と抵抗のメディアとしての民衆芸術」で細谷教授が、鈴木紀氏(国立民族学博物館教授)、酒井朋子氏(京都大学准教授)、山越英嗣氏(都留文科大学准教授)とともに講師をつとめ、「ドキュメンテーションとしての民衆芸術:ペルーのレタブロにおける記憶/記録と抵抗」というタイトルで国内紛争下での暴力や新型コロナウイルス感染拡大を扱った先住民芸術家の作品を紹介しました。
4月22日(土)に開催されたレクチャーコンサート「ペルーアンデスの民衆の歌」では、本学でもコンサートを開催して下さった歌手のイルマ・オスノ氏とギター奏者の笹久保伸氏による、ペルーアヤクチョの曲を中心としたコンサートの解説をしました。オスノ氏は、成蹊大学文学部の非常勤講師で先住民言語ケチュア語(インカ帝国の公用語で現在話者数は約800万人)を担当していました。その際に東京オリンピックのポスターを制作された写真家のホンマタカシ氏がオスノ氏を撮影したドキュメンタリー映画の上映会を開催しました。コンサートは大盛況で400席の客席予約が数日でいっぱいになりました。

■ラテンアメリカの民衆芸術についてはこちら