News & Topics

News & Topics

建設中の大学新11号館で竹中工務店による特別授業が行われました

2023年12月06日

教育・研究

11月30日、成蹊教養カリキュラム「環境科学トピックス(環境保全と住環境の現在・未来)」(担当:藤原 均教授)の授業の一環で、学生たちが建設中の大学新11号館を訪れ、実施設計および施工を請け負う株式会社竹中工務店による特別授業を受けました。
2024年秋の利用開始を目指して現在建設が進む大学新11号館ですが、このたび株式会社竹中工務店の協力により、特別に学生が建設現場に入り、特別講義を受けるという機会が実現しました。
特別授業では、大学新11号館の設計を担当された菅原努部長と施工責任者である山口友規所長が講師を担当してくださいました。
まず、菅原部長より、世界の著名な建築物を紹介しながら、大学新11号館の設計コンセプトおよび建物の特徴について詳しくご説明いただき、続いて、山口所長からは、総合建設業の業務全般から同社の社会的な取り組みなどついて、分かりやすく解説していただきました。
その後、学生たちはグループに分かれて「SDGsを探しに行こう」と題したグループワークを行い、実際の建設現場でSDGsの要素を見つけていきました。普段、建設中の建物に入る機会は滅多にないので、学生たちはグループのメンバーと建設現場をすみずみまで見て回りながら、壁や柱に使われている資材や窓の大きさや光の取り入れ方などを観察し、大学新11号館がキャンパスの自然と調和しつつ、新しい人の流れや交流を生み出す造りであることを自らの目で発見していきました。
引き続き、「マシュマロ・チャレンジ」に挑戦。「マシュマロ・チャレンジ」はパスタ(乾麺)、テープ、ひも、マシュマロを使って、チームで協力しながら自立可能なタワーを立て、最も高い位置にマシュマロを置けたチームが優勝するワークショップです。学生たちは限られた時間の中で、メンバーとアイデアを出しながら、折れやすいパスタの使い方に苦戦しつつ、少しでも高くなるようタワーを作っていました。終了間際には各テーブルから歓声が上がるなど、学生たちは楽しみながらワークショップに取り組んでいました。