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2024年度第1回SD研修会を実施しました

2024年07月09日

お知らせ

成蹊大学では、教育活動の高度化をはじめとする大学運営業務をより適切かつ効果的に行えるよう、教職員が必要とする知識・技能の習得及び向上をめざして、SD(Staff Development)研修会を実施しています。

今回は6月28日(金)に、2022年度の大学設置基準改正を考慮した業務対応に関して、大学教務実践研究会の宮林 常祟氏(東京都立大学理系管理課長)に講師を依頼し、「大学設置基準等改正に伴う教務系業務の対応について」 というテーマで教職員に対する研修会を実施しました。

研修会では、昨今の大学設置基準改正の背景と、改正による新たな概念である基幹教員制度の運用、単位数の設定方法等の解説があり、改正前後の変更点やモデルケースの事例紹介などにより具体的な対応方法が説明されました。また、今後大学で対応が求められる課題として、基幹教員制度運用の情報公開、主要授業科目の選定等の学内ルールの整備、「大学教育の質保証」であるディプロマポリシーと卒業要件の明確な関連付け等についても、大学の考え方を再整理することが必要であると付言がありました。

今回は本学の教職員63名の参加があり、質疑応答では活発な意見交換が行われるなど、大学設置基準改正における基幹教員の概念や実務対応への理解が深まるとともに今後の検討課題が共有され、今後の取り組みを理解する貴重な機会となりました。