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文学部 渡邉大輔教授の共編著『戦後日本の貧困と社会保障:社会調査データの復元からみる家族』が刊行

2024年12月02日

お知らせ

文学部現代社会学科 渡邉大輔教授(専門分野:社会学、社会老年学)が編著者となっている『戦後日本の貧困と社会保障:社会調査データの復元からみる家族』が12月2日(月)に刊行されました。

本書は、高度経済成長期におこなわれた複数の社会調査の個票データをデジタル復元し、そのデータを新しい統計分析の手法をもちいて分析するとともに、当時から現在までの各種資料などとも関連付けながら分析することで、戦後日本社会の形を形作る高度経済成長期の社会や家族のあり方を描き出したものです。渡邉教授は「耐久消費財の普及は妻の家事時間を減らしたのか」「戦後日本型労働・雇用 - 保障体制の手前における高齢者の働き方と子からの自立生活意識」の2つの章を執筆し、また本書全体の編者の一人となっています。

著書の紹介はこちらから:(東京大学出版会)