12月21日(土)、11号館3階ラーニングコモンズに於いて、日本極地研究振興会理事長の藤井 良一氏、国立極地研究所助教の磯野 靖子氏を講師にお招きし、「南極・北極から考えるSDGsと国際共創」と題した国際共創シンポジウムを開催し、本学学生・高校生・地域の皆様の約50名が参加しました。
当日は、江川雅子学園長の挨拶から始まり、現在設置構想中の国際共創学部(仮称)学部長就任予定者である藤原均教授司会のもと、お二人の講師に講演いただきました。
講演では、藤井氏からは「極地から見た地球環境変動―協働・共創による研究観測から得られる理解―」、磯野氏からは「極域研究推進と共創の共通項、リサーチ・アドミニストレーターの視点から」をテーマに、それぞれ極地の美しい画像や映像とともに、詳しく分かりやすく解説いただきました。
講演後は活発なトークセッションが行われ、参加者からも多くの質問が寄せられました。
最後は、森雄一学長からの挨拶をもって、シンポジウムは終了しました。
なお、会場入口には、国立極地研究所様のご厚意でご用意いただいた南極の氷や、実際に南極地域観測隊の方たちが着用した防寒具が展示され、シンポジウム終了後、参加者の皆様に実際に手に触れ、極地を体感いただきました。
藤井 良一 氏による講演の様子
磯野 靖子 氏による講演の様子
トークセッションの模様
藤原教授が南極の氷について受講者に解説
実際に南極地域観測隊の方たちが着用する防寒着