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大学院(博士前期課程)における「授業料後払い制度」について

2024年03月04日

奨学金

2024年度から大学院(博士前期課程)における「授業料後払い制度」が導入されることに伴い、成蹊大学大学院(博士前期課程)への進学者で本制度を希望する方は下記のとおりとしますので、よくお読みください。
申請される場合の手続きにつきましては追ってお知らせいたします。

※「授業料後払い制度」とは
2024年度から大学院修士段階(修士課程・博士前期課程)の授業料について、在学中の授業料を国が立て替え、返還は卒業後の所得に応じた後払いとする仕組みが創設されます。

1.対象となる方(以下のすべてを満たす者)
●2024年度春の新規入学者であって、学部で修学支援新制度(日本学生支援機構給付奨学金)の対象となったことがあり、かつ、就労等を挟まずに大学院へ進学した者。
●本人の希望に基づき、在学校を通じて申請を行った者。
●日本学生支援機構(以下、「JASSO」)の修士段階を対象とした月額5万円又は8万8千円の第一種奨学金(以下単に「第一種奨学金」という。)と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者。
●過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者。

2.入学時前期授業料の納付について
入学手続き時の前期授業料は後払いになりません。対象者も入学手続時の納付金(入学金・授業料等)は、入学手続要項に記載の納入期日までに、所定の金額を全額納入していただく必要があります。前期授業料を除いた金額ではありませんので、ご注意ください。

3.後期以降の授業料について
●対象者は後期以降の納付金(授業料・施設費・設備費)のうち授業料について納付を猶予いたします。
●本制度に認定された場合は、猶予された分の授業料が後払いの対象となります。
●本制度に認定されなかった場合は、猶予した授業料の納付依頼をお送りしますので期限までに全額納入してください。

4.生活費支援金について
授業料後払い制度を利用する場合、生活費支援金として月1万円~4万円の貸与を追加で受けることができます。

5.申請手続きについて
●募集は2024年9月頃にSEIKEI PORTAL、成蹊大学ホームページの奨学金ページにてお知らせします。
●JASSOへの申込が必須であり、2024年秋ごろから申込が開始になる予定です。(申込方法等詳細は未定)
●2024年度大学院に進学する学生で本制度への申請を希望する場合は2024年度春の定期採用で第一種貸与奨学金に応募しないでください。

6.注意事項
●本制度は貸与であり、修了後に所得に応じて、JASSOに返還する必要があります。
●本制度は第一種貸与奨学金と同じく「特に優れた業績による返還免除制度」の対象となります。
●支援額の貸与の他に保証料を上乗せした額が貸与額となります。(詳細な金額は未定)
●入学金・施設費・設備費は本制度の対象でないため、後払いにはなりません。
●本制度に認定されなかった場合、別途指定する期限までに授業料を全額納入することが必要となります。
●本制度の支援額が決定された後、本学の授業料が支援額を上回る場合、差額を納入することが必要となります。
●その他第一種奨学金との比較等についてはこちらを参照してください。