キャンパスライフ

センター長挨拶

成蹊大学経営学部 福澤光啓

みなさんが好きなこと、興味のあることは何ですか?人生をかけて取り組みたいことは何ですか?みなさんは、これらの問いへの「こたえ」の候補を、学生生活におけるさまざまな活動をつうじて見つけていくことでしょう。この「こたえ」を見つけようとするときに、自分だけに閉じていては行き詰まる(息詰まる)ことがあるかもしれません。その場合には、他者と語らうことにより視野を広げるとともに、自らを省みることで新たな気づきを得てみましょう。

世界中のひとたちが、いまよりも快適で幸せに暮らしていけるようにするための創意工夫を「イノベーション」と呼びます。これを実現している企業や組織の経営の本質は、ひとりではできない素晴らしいことを、他者とともに上手におこなうことにあるといわれます。ひとの寿命や知っていること、できることには限りがあります。これらの限界を克服するために、ひとは協力しあい、ひとりでは到底できない「企て」や「夢」を実現してきました。みなさんが自分と向き合うことでみつけた得意技を、他者と語らい、ともにはたらき、つなぎあわせることで、さまざまな限界を超えて、社会に役立つことをつくりだしましょう。

このように、自分と向き合うとき、他者と語らうとき、ともに何かをつくろうとするときには、どうしたらいいのか迷ったり、悩んだりすることがあると思います。成蹊大学学生サポートセンター(“サポセン”)は、学生相談室と障がい学生支援室から構成される機関であり、ここには経験豊富なカウンセラーや学修支援コーディネーターが在籍しております。学生相談室では皆さんが直面する様々な悩みや問題に対するカウンセリングや助言などの相談・支援を、また、障がい学生支援室では障がいのある学生に対して必要な支援を行っています。迷いや悩みがあってもなくても、サポートセンターは、いつでも、みなさんに寄り添います。みなさん、どうぞ遠慮なくご相談ください。