2026年02月16日
アーチェリーとは、弓(ボウ)と矢を使って、遠くの的の中心を狙い、得点を競うスポーツです。
アウトドアアーチェリー・フィールドアーチェリー・インドアアーチェリーなど競技種類も多く、距離も18m~70mなど様々です。
メンタル 「自分との闘い。個人競技。その大会に出ている他の人よりも点数が高くても、自分が納得した得点がとれないと満足できない、自分と向き合うスポーツです」
技術 「動きの再現性が鍵となるスポーツ。射つ瞬間は考えないことが大事。ああしようこうしようと考えないで、自然に体が動くようになるまで練習して、体に動きをしみこませる。 弓を引く筋肉が普段の生活では使わない筋肉なので、無理なく弓を引けるようにできるだけ毎日射つようにしています」
集中力 「練習が始まる前には目をつぶって『黙想』する時間があります。大会でミスショットした後も『いつも通り』と集中を切らさないように心掛けています」
初心者の彼女が2年生でインカレ2位に輝くことができたのは、圧倒的な「没頭する力」があったからです。始めてから1年の間にスランプとブレイクスルーを経験。
「最初の頃は練習では点数が出せても、大会では緊張して点数が出せなかったです。1年生の10月、新人戦前の練習でよい点が出た後、スランプに陥り、点数が伸び悩む時期がありました。
それでも毎日射場に通い、射ち続けました。『あと一射、もう少しよくしたい』そう思って自分自身納得がいくまで追究する時間がありました。何より射っている時間は楽しいんです」と楽しみながら「探究」を繰り返しました。彼女の「好き」を突き詰める情熱が、経験という壁を鮮やかに打ち破りました。
インカレ2位という結果にも「実感がない。経験者ばかりの中で自分が2位になったのでびっくりしている面もあります。来年リベンジして優勝を狙いたいです」
毎日練習に励む射場は70mにも対応した射場
成蹊大学には初心者からでも始めやすい体育会系の部活が多く存在します。スポーツ推薦制度がないことやキャンパス内に各施設があることも理由であり、成蹊大学の特徴のひとつです。
高校まではストリングス部でヴィオラを弾いていた彼女が大学で始めたアーチェリーを極められたのは、これらの理由に加え、先輩からの手厚い指導もあってこそ。
アーチェリークラブの彼女も先輩の指導によって成長してきました。技術面はもちろん、アーチェリーをやってみて難しかったことを聞くと「道具の調整。わからないことばかりで、そんなところも気をつけるのかということも多かったが、先輩が丁寧に教えてくれました」
また、彼女は法学部2年生。法学部を選んだ理由は、「ジェンダーの問題に興味があったから」。 女性の管理職が少ないのはなぜだろう、女性が仕事をするためには法律を見直すべきではないかと考え、法学部に進みました。3年生からは民法を深く学ぶ予定です。
キャンパス内にアーチェリー射場があり、距離が30m・50mのショートハーフと70m・18m全距離が射てる充実した設備。広さはないので射てる人数は多くありませんが、工夫して使用しています。「空きコマは全て射場へ行く生活です!」と最大限に活用しています。
また、「勉強スペースがたくさんあるのが成蹊のよいところ」。
中でも6号館のラウンジはよく行くそうで、他にも図書館クリスタルキャレル(個室閲覧室)や11号館なども気に入っている様子。
そして、成蹊マスコットキャラクター・ピーチくんをサポートする「PA(ピーチくんアシスタント)」としても活動しています。
彼女にとって、ピーチくんと様々なイベントを行うPA活動は、心のバランスを保つための欠かせない「余白」となっています。ピーチくんの存在は、「癒し。本当にモフモフで、なんてかわいいんでしょうと思っています。ピーチくんと触れ合えるならと時間を作って参加しています」と目を輝かせていました。
忙しい合間を縫ってPA活動に参加
弓を引いた時の凄みと普段の穏やかな笑顔とのギャップも素敵な彼女、さらなる活躍が期待されます。